こんにちは2018年、さようなら2017年

新年あけましてお雑煮

今年も今年が始まった。
毎年1月1日に必ず始まって、毎年12月31日に去って行く律儀なヤツ。
小さい頃は意味なくwktkしてたけど、今じゃドッコイショって気分だ。
まあ、いろいろと思うところはあるものの…

新年あけましておめでとうございます。

恙なく新年を迎えられたことに感謝感謝です。
で、新年といえばやっぱりお雑煮でしょう。
干し椎茸の戻し汁をたっぷりと、削り節と鳥もも肉をベースとして醤油味。
肉厚の生椎茸をスライスして一煮立ちさせ、香味は三つ葉と長ネギ、トッピングにナルト。
子供の頃から慣れ親しんだ正月の味だ。

あと、宮原かまぼこの伊達巻きと蒲鉾、ニシンがたっぷり詰まった小樽の昆布巻き、それに手作りの煮染めだろう。
食べ物ばっかりだな。
お年玉なんて遙か昔に水平線の彼方へFar a wayだ。

2018年元旦の御膳 お雑煮、煮染め、昆布巻き、伊達巻き、蒲鉾、昨夜の残りものの刺身 NIKON D7000 + SIGAMA 50mm
2018年元旦の御膳 お雑煮、煮染め、昆布巻き、伊達巻き、蒲鉾、昨夜の残りものの刺身
NIKON D7000 + SIGAMA 50mm
自家製の煮染め これもまた揺るぎなき正月の定番 NIKON D7000 + SIGAMA 50mm
自家製の煮染め これもまた揺るぎなき正月の定番 NIKON D7000 + SIGAMA 50mm

昔は伊達巻きも昆布巻きも嫌いだったのに…

今では好物と言ってもSURE!な伊達巻きと昆布巻きだが、昔から好きだったわけじゃない。
というか、子供の時分はむしろ大嫌いだった。
何が嫌いかと言えば、砂糖たっぷりの甘々なところ。
特に昆布巻きはダメダメで、塩辛いくせに水飴のようにデロデロに甘ったるく、その上、身欠き鰊の生臭さと昆布の昆布臭さ(昆布だから当たり前だけど)が鼻に付く、オカズなのかオヤツなのかワケの分からんアンビバレンツな存在がとにかく我慢ならなかった。
…ならなかったのだが。
今じゃ昆布巻き大好きってんだから。
年かなやっぱ?

宮原かまぼこの伊達巻き、ニシンがたっぷり入った昆布巻き、小田原の蒲鉾 NIKON D7000 + SIGAMA 50mm
宮原かまぼこの伊達巻き、ニシンがたっぷり入った昆布巻き、小田原の蒲鉾 NIKON D7000 + SIGAMA 50mm

ただし、伊達巻きは宮原かまぼこ、昆布巻きは小樽のナントカの鰊巻に限る。
特に伊達巻きについては、宮原かまぼこ以外食べる気がしない。

昨年だったか、うっかり宮原の伊達巻きを買いそびれ、仕方なく紀文だか一正だか堀川だか分からないが、そこそこに高い伊達巻きを厳選したのだが、まあ、酷いモノだった。
宮原かまぼこのそれと余りにも違う。
違いすぎる。

・ボソボソ
・甘すぎる
・甘さが舌に残る

違いが分かりすぎて、もう笑いというか嗤いが止まらない。
宮原かまぼこ以外の伊達巻きを買ってしまった自分を、
そうせざる得なかったマヌケな自分を、
果てしなくどこまでも、
BGMに「どん底に堕ちたい人のクラシック(Amazon prime music)」をかけながら、地獄の底まで嗤ってあげたい。

宮良の伊達巻き手にいらずんば、
いっそ伊達巻きなしにすべし。

あと、昆布巻きは小樽のナントカという店が良い。
宮原ほど生産者格差はないが、さすが鰊の本場は昆布巻きの出来が違う。
上手に戻した身欠き鰊の柔らかさと風合い。
手間を惜しまない丁寧な仕事があってこその出来に、思わず三顧プラス三三七拍子だ。
これをつまみながら飲む日本酒が、また最高なんだな。
シシャモだの鮭だの、有象無象の昆布巻きモドキなんぞ論外だ。