ミラノしてます 5日目 スイス編セカンド その2

ガスで五里霧中の絶景テラスはちっとも絶景ではなかった

まあ、ガスで視界ゼロという可能性も考えていたし、途中、素晴らしい風景を堪能できたので、さほど落胆することなく、まずはカフェで一服することにする。

カフェでカフェを注文する
とりあえずカフェでカフェを注文する
時折振り返って様子をみるが....。
時折振り返って様子をみるが….。
さっぱり晴れないので諦めて昼ごはんにする
さっぱり晴れないので諦めて昼ごはんにする

サラダが美味い。
ビールが美味い。

スイスといえばチーズフォンデュでしょ
スイスといえばチーズフォンデュでしょ

チーズが最高に美味い。
でも、どれも半端なく量が多い。

 

ミラノしてます 5日目 スイス編セカンド その1

ティラノ便の車内 どこが1等なのかわからない
ティラノ便の車内 どこが1等なのかわからない

Regionala 2550 Tilano行き どこかのシートの上。
列車は定刻6時20分に中央駅を発車。
今、ティラノへ向かっている。
あと40分ほどだろうか。

ベルニナ線に乗って、山頂駅でランチするためだが、天候は今ひとつどころか、今ふたつ。
ガスだか霧だか雲だかであたりがかすんでいる。
それにしても危うく列車を間違え、ティラノではなく、トリノに行くところだった。
先日のスイスの湖畔事件の反省がまったく生かされていない。
要注意である。

充電しながらブログアップ中
充電しながらブログアップ中

8時24分、Sondiro?に停車。
けっこう人が降り、パラパラと人が乗ってくる。
Sondiro、どんな町?

空気が冷えて来た。
標高も高い。
外が寒そう。
先ほど、ほんの少しだけ雲の切れ間が見えた。
昼までには晴れてくれそうな気もする。
晴れてくれればいいな。
あと10分ほどで下車だ。
準備をするとしよう。

ベルニナ!ベルニナ!ベルニナ!

憧れのベルニナ線
憧れのベルニナ線 とうとうやって来た

11時5分。
定刻にティラノ到着。
隣接したホームにベルニナ線の車両が見える!
憧れのベルニナ線、生ベルニナ列車だ。
エキスプレスじゃなくてローカル線だが、その方が絶対楽しいという確信がある。
観光客で満杯の、高いだけで撮影の自由度も少ないベルニナエクスプレス。
予約せずに、現地の窓口で買った方が断然安いし。
というわけで、下車早々、ベルニナ線の窓口に向かい、アルプ・グリュム往復チケットを購入。
日本円で4400円ほどと、予想よりはるかに安く済んだ。
ベルニナエクスプレスの半額近いんじゃないか?

憧れのベルニナ線車両 丸ごとスイス
憧れのベルニナ線車両 丸ごとスイス
憧れの...以下略 2等のシート スイスだ
憧れの…以下略 2等のシート コンセントがある

いざ、絶景のテラス席へ出発

9時40分。
サンモリッツ行き普通列車は定刻発車。
スイスの列車が遅れるわけがない。
と思わないわけにはいかない。
なぜならスイスだから。

ホームを出て数百メートル進むと、列車はなんと併用軌道を走行。
専用軌道じゃなく一般道路を走るのだ。
つまり江ノ電状態。
テンションは、もはやマックスぶっちぎり。
もう、じっとしてはいられないが、それは帰路の楽しみにして、車窓の風景を楽しむ。

憧れのループ橋 ガスがかかっているが気分は最高
憧れのループ橋 ガスがかかっているが気分は最高
ほんまにループしとる
ほんまにループしとる
しばらく進むといきなりの晴天
しばらく進むといきなりの晴天 スイスや!
今、ワタシは天国にいる
今、ワタシは天国にいるんじゃなかろうか
絶景!マーベラス! しかし、次第にガスが...
絶景!マーベラス! しかし、次第にガスが…
オーマイ!アルプ・グリュムはガスの中だった
オーマイ…アルプ・グリュムはガスの中だった
絶景テラスもご覧のとおり 残念
絶景テラスもご覧のとおり 残念だが仕方がない

11時5分、アルプグリュム到着。
あたりはガスに覆われている。
残念。
晴れそうな気もするが、なんとも言えない。
絶景テラス席で絶景ランチといくかどうか、しばらく駅併設のカフェ・レストランで待って見ることにしよう。
さて、果たして絶景ランチの夢は果たせるか?

ミラノしてます 3日目 スイス編その3

湖畔のカフェで船を待っていたら大変なことになった

ホットコーヒーでほっと一息
ホットコーヒーでほっと一息

本格的に降り出した雨に、たまらず船着場前のカフェに飛び込む。
コーヒーを頼み、一息ついてブログアップ。
何は無くともブログアップである。

優雅にブログアップ 一見そう見える
優雅にブログアップ このときはそうだった

時刻は17時ちょっと前。
船着場の電光掲示板によると、Spiez行きは17時8分。
時刻表では17時2分だが、遅延が出ているのだろう。
電光掲示板はリアルタイム表示だからな。
などと、のんびり構えていたら、インターラーケン方向から船がやってきた。
おかしいと思ったものの、電光掲示板によると、先に来た方がインターラーケン行き。
そのあと数分後に来るのがシュピーツ行きだからと、ようやく荷物をたたみ始める。
会計を済ませている間に、最初の船が桟橋を離れ、続いて、次の船が接岸準備に入った。
電光掲示板どおりだな。
なんでシュピーツ方向からやって来て、インターラーケンに船首を向けているのだろうと訝しんだものの、気のせいと気のせいノープロブレム。
余裕を持って桟橋に向かう。
思えば、このとき、すでに手遅れだったわけだ。

シュピーツ?え、インターラーケン?

雨が降る桟橋には私一人。
バス停にも誰もいない。
なんでインタラーケンに船首を向けているのか、なんとなく嫌な予感がする。
船が接岸した。
クルーがタラップを下ろし、乗船を促すので尋ねてみた。
「シュピーツ?」
「シュピーツ?インターラーケン!」
あ、やらかした、とその時全てを悟った。
先ほど見た電光掲示板、あれはバスの時刻表だった。
行き先がまったく同じで、スケジュールが酷似していたので気づかなかったのだ。

手前がバス停 奥が船着場 電光掲示板が恨めしい
手前がバス停 奥が船着場 電光掲示板が恨めしい

というか、バス停と船着場、およそ50m離れている。
バス停に船の電光掲示時刻表など、あるはずがない。
ある方がおかしい。
あると思うヤツの頭の中身がおかしい。
自分のことだ。

次の船は1時間半後。
ミラノへ戻る列車が出た後の到着だ。
ダメだ俺。
対岸のシュピーツの街並みが雨に煙っている。
少しずつ、空の明るさが失われている。
異国の名も知らぬ湖のほとりで、雨に打たれながら、一人途方にくれるワタシであった。

一人取り残され呆然と対岸の町を見つめる
一人取り残され呆然と対岸の町を見つめる

湖のほとりで腹をくくる

あと2時間でシュピーツに戻らなければいけないが、船は1時間半後。
一番早いバスは30分後のインターラーケン行き。
次は、その数分後のトゥール行きだ。
タクシーはいない。
というか、レストハウスがあるだけで、他に何もない。
誰もいない。
ヒッチハイク?
その手も考えたが、冷静になろうと自分に言い聞かせる。
何が問題なのか。
ミラノに戻る方法ならいくらでもあるじゃないか。
おそらく今日中に戻れるし、多分、出費も1万円以内に収まる。
それほど大きなダメージじゃない。
悩んでいるのは、予約した列車に間に合うかどうかだ。
だったら、それを諦めればいい。
腹をくくればいい。
そう思ったら、俄然元気が出て来た。
なんだ、大したことないじゃん。

まずインターラーケンに行こう

インターラーケン行きの路線バス車内
インターラーケン行きの路線バス車内

使える交通機関は路線バスしかない。
OK、上等だ。
問題は行き先。
トゥールかインターラーケンか。
路線図を見ると、どっちを選んでもシュピーツにはたどり着けそうだ。
バス停の数=バス路線距離はトゥールの方が多い。
列車の駅数もそれなりある。
一方、インターラーケンまでのバス停は割と少ない。
シュピーツとインターラーケンの列車駅は、路線そのものが記載されていないものの、接続線があることは分かっている。
問題はその駅数だ。
頭の中で地図を再生する。
スマホを見るという手もあったが、時間がおしい。
記憶を頼りに、距離を比較する。
結論が出た、インターラーケンだ。
インターラーケンの方が近い。
というわけで、17時34分のインターラーケン駅行きのバスに乗る。
どのくらい時間がかかるか不明だが、Google先生によると車で15分ほどの距離である。
バスなら30分あれば着くだろうと予想。
そこでGoogle先生に、インターラーケンとシュピーツの交通機関を検索。
すると、なんと18時、18時20分、18時30分発のシュピーツ行き列車がある。
所要時間は20分。
やった!間に合う!
多分だけど。

18時20分のシュピーツ行き
18時20分のシュピーツ行き 間に合った!
雨に煙る湖をぼんやりと見つめる
雨に煙る湖をぼんやりと見つめる

神は見放さなかった

結局、予約したユーロシティに間に合い、無事ミラノへ戻ることができた。
追加で、ちょっとしたミスをやらかしたのだが、まあ、笑い話だ。
今回の件でグーグルは先生から神にランクアップした。
神に見放されずにすんだのは、スマホとWiFiルーターの存在。
それと、モバイルバッテリーのアシストだ。
ありがとう現代テクノロジー。
ネットワーク万歳。

しかし、何と言っても、難事の際は腹をくくることが一番だな。

ミラノしてます 3日目 スイス編その2

船で対岸のケーブルカー乗り場へ向かう
船で対岸のケーブルカー乗り場へ向かう
アンテナらしきものがあるのが山頂
アンテナらしきものがあるのが山頂
ゴンドラで山頂を目指す
ゴンドラで山頂を目指す
山頂からの眺め 足がすくむ
山頂からの眺め 足がすくむ
山頂のテラスでアルプスを眺めながら昼ごはん
山頂のテラスでアルプスを眺めながら昼ごはん

今、15:08。
スイスはBerghaus Niedehornとか言う山の頂のテラスハウスで遅めの昼ごはんを食べ終え、EICHHOFとかいうビールを飲みつつ、ブログアップしている。
ここではBergenhaus WiFiがフリーで使える。
ありがたや。
この1時間で急に冷え込んで来た。
念のため、防風パーカーを持って来たのだが、大正解。
メガドンキ2Fにあるショップの改装閉店セール、かつ、タイムバーゲンで買った格安パーカーだが、見事に冷気をシャットダウン。
持ってきて良かった。

こうしているブログアップしている間に、気温はさらに下がり続けている。
天気予報によれば、この辺りの「平地」の最低気温が7度だから、山の上は相当に寒い。
いや、マジで寒くなって来た。。

それにしても、スイスはええとこや。
「もてなし」がきっちりできている。
比べるとミラノの粗雑さが浮き彫りだな。

スイスは物価が高いというイメージがあった。
事実、交通費は高いと思う。
イタリアの倍以上するんじゃないだろうか。
でも、食べ物に関しては、思ったほど高くはなかった。
写真のランチは全部で7フラン弱。
日本円で700円ちょっとだ。
山頂のレストハウスということを考えると、きわめて良心的な価格と言える。
もしかしたら、ミラノより安いんじゃないだろうか。
しかも美味い。
特にパン(プレーン)とクロワッサン(アンコみたいなペースト入り)の美味さときたら抜群だ。
パンは「パリッ」、クロワッサンは「サクッ」。
どちらも「皮」が命だということをよくわかってらっしゃる。
アルプスの山の上で、こんなに美味しいパンに出会えるとは吃驚だ。

サラダも普通に美味しい。
しかも、ドレッシング2種。
トッピングとしてクルトン2種類が用意されているなど、イタリアじゃ考えられない内容だ。
しかもサーブはビュッフェスタイル。
なんと3.5フランで食べ放題(?)
いや、食べ放題ってのはちょっと違うと思うが。
種類も豊富、珍しい食材もあって興味深い。
気に入ったのはレンズ豆のカレー風味サラダと、ザウワークラウトっぽいサラダ。
その味付けや見ためや構成は、隣国イタリアよりよっぽど日本近いと思った。
というか、これ、まんま日本のホテルのサラダバーだよなぁ。

なんだか一段と寒くなって来たと思ったら、あたり一面ガスがかかって来た。
だめだこりゃ。
予定を繰り上げて下山するとしよう。

ミラノしてます 3日目 スイス編その1

ユーロシティの座席 電源完備
ユーロシティの座席 電源完備

今、スイスのシュピーツへ向かっている。
現在、午前8:13。
日が昇り終わったと言う感じで、ほんとはもっと明るいはずなんだろうが…くらい。
ふと見ると、窓の外には湖が広がっている。
などと、ユーロシティ50の5号車、シート101でブログアップ中。
しかし、山間に入るとWiFiルーターが役立たずになるので、なかなかオンラインにならない。
それにしても、湖の景観素晴らしい。
通路反対側のシートに移ろうかな?
こっちは山側で、すこぶる景色が悪い。

ようやくネットが繋がってブログアップ。
現在8:46。
ドモドソラ?
イタリアの街らしいが、国境境?
英語でパスポートを用意しとけというアナウンスがあった。
どれどれ。

それにしても、あと1時間ほどでシュピーツだ。
ほんと近いなスイス。

あ、スイスだ!

スイスに入った途端奇跡が起きた。
天候が急回復。
そこに神がいた。

駅前から見たシュピーツの街駅前から見たシュピーツの街
駅前から見たシュピーツの街
教会の右端の船着場から、対岸の山の頂上を目指す
教会の右端の船着場から、対岸の山の頂上を目指す

すごいぞスイス。
あまりの急変(いい意味で)ぶりに、ダウナーになりかけていた心が復活。
テンションあがりまくりで写真を撮る。
すげー、アイガー(たぶん)が見える。
ユングフラウ(たぶん)も見える。
スイスに来たんだな、と実感。

コーヒーとアイスクリームいただきながら船を待つ
コーヒーとアイスクリームいただきながら船を待つ

今、何とか言う湖のほとりのカフェでブログアップ。
現在11:50。
12:30のボートで対岸に渡り、それからケーブルカーでなんとかいう山の頂上を目指す。
それにしても、スイスとイタリアというか、ミラノはエライ違いだ。
ここはいい。
静かで清潔で、街の人も明るく親切だ。
木で鼻をくくった対応が標準装備であるかのようなミラノに比べたら、素晴らしい居心地の良さだ。
シュピーツに着いたのは9:50。
観光案内所で超親切な女性から、船とケーブルカーの詳細な情報をゲット。
ついでに、スイスフランを全く持っていないことを告げ、カードだけでOKか確認。用意した方がいいとのことで、ATMの場所を教えてもらう。
その後、駅の売店で超親切なお兄さんから水とチョコ(3フランほど)を買って、フェリー乗り場へ。
窓口の親切な女性から対岸への往復チケットと購入。
隣接したカフェの超親切なお姉さんからコーヒーとアイスクリームを買って今にいたる。
こんなにいいところだとは思わなかったよスイス。
人は親切で明るいし、静かだし、ゴミはほとんど落ちていないし、なんだか日本にいるような安心感さえある。
ミラノじゃ、警戒センサー全開で過ごさなければいけないからな。

それにしても、こんないいところなのに、ネットの情報がほぼゼロ。
今回、丸腰かつ出たとこ勝負もいいところで訪ねたのだが、なんか、とてもいい旅になりそうだ。
ありがとうスイス。
明後日また来るけど、とりあえず。