夏を拾い集めた週末

閉店したヘアーサロンの敷地に取り残されたバラに似た真っ赤な花と夏の空
赤と青は真夏のコントラスト
DMC-GX8 + LEICA DG 12-60mm

いまひとつパッとしない天気だった週末だが、それでも、雲が晴れるや、強烈な陽差しが満ち、あたりはたちまち真夏へと変貌する。
けちくさい雲に覆われた赤川近辺だが、二階の窓から見ると数キロほど先、南の空が明るい。
そこには海がある。
晴れてさえいれば真夏の浜辺がある。
キリキリに冷えたビールがあればパーフェクトだ。
準備は万端。
家事は昨夜と今朝のうちに済ませた。
ビールの用意も抜かりない。
バスの時刻は把握済み、電子チケットもOK。
クーラーボックスもより軽量コンパクトなものに変更。
保冷システムも改善済みである。
完璧だな。
あとはスイッチひとつで真夏戦線へ出陣できるとなれば、出陣しないはずもわけもない。
というわけで2018年8月12日1130(ヒトヒトサンマル)、真夏の逆襲迎撃作戦が開始された。
クーラボックスを携え、目指すは亀田支所バス亭。
徒歩である。
繰り返すが、進軍は徒歩である。
…亀田支所までのバスないんだよねこの時間。

夏の法則アゲイン

良く冷えたビールと唐揚げとポテトフライと夏の砂浜
真夏の浜辺で「ビールランチ」=最高!
HWV31
夏空と七重浜海水浴場と戯れる子供たち
雲が切れるとたちまち真夏に変わる
DMC-GX8 + LEICA DG 15mm
石田文具前バス停と夏の空
バス停の向こうに夏空が広がっていた
DMC-GX8 + LEICA DG 12-60mm
アスファルトの照り返しと黒々とした電信柱の影
陽が強いほど影はいっそう濃く
DMC-GX8 + LEICA DG 12-60mm
咲き乱れる昼顔と青い夏空
夏の陽差しを浴び昼顔が咲き乱れる
DMC-GX8 + LEICA DG 12-60mm
天日干し中のスニーカーと青空
スニーカーの天日干し 安息の時間
DMC-GX8 + LEICA DG 12-60mm
日陰の玄関でくつろぐ猫
日陰で涼をとる猫に気付く
DMC-GX8 + LEICA DG 12-60mm
誰もいない公園 自らが落とした影に浮かぶブランコ
ブランコが落とす影は夏の終わりの始まり
DMC-GX8 + LEICA DG 12-60mm

夏の夕暮れはどこか切ない

夕陽のスポットライトを浴びるレッドブラウンのベンチ
祭のあとのような穏やかな寂寥感
DMC-GX8 + LEICA DG 15mm
芝生の上の一筋の残照
芝の残照が静かに消えてゆく
DMC-GX8 + LEICA DG 15mm
日陰に浮かびあがる妖艶で涼やかな紫陽花の青
涼やかで饒舌な青 夏の匂い
DMC-GX8 + LEICA DG 15mm
残照に透けて輝く路傍の小さな花
小さな花が残照に透けて柔らかく浮かび上がる
DMC-GX8 + LEICA DG 15mm
逆光のバス亭(赤川中学校前)と夕陽が作る長い影
日没間近の陽が長い影を作っていた
DMC-GX8 + LEICA DG 15mm
夕陽に染まりゆく壁と郵便ポスト
夕陽の照り返しに夏を感じる
DMC-GX8 + LEICA DG 15mm
夕暮れ時、玄関先に置きっぱなしのローズピンクの自転車
遊び疲れた夏の夕暮れ
DMC-GX8 + LEICA DG 15mm