![ティラノ便の車内 どこが1等なのかわからない](http://blog.hals-cafe.com/wp-content/uploads/2017/italy/P1020715.jpg)
Regionala 2550 Tilano行き どこかのシートの上。
列車は定刻6時20分に中央駅を発車。
今、ティラノへ向かっている。
あと40分ほどだろうか。
ベルニナ線に乗って、山頂駅でランチするためだが、天候は今ひとつどころか、今ふたつ。
ガスだか霧だか雲だかであたりがかすんでいる。
それにしても危うく列車を間違え、ティラノではなく、トリノに行くところだった。
先日のスイスの湖畔事件の反省がまったく生かされていない。
要注意である。
![充電しながらブログアップ中](http://blog.hals-cafe.com/wp-content/uploads/2017/italy/P1020743.jpg)
8時24分、Sondiro?に停車。
けっこう人が降り、パラパラと人が乗ってくる。
Sondiro、どんな町?
空気が冷えて来た。
標高も高い。
外が寒そう。
先ほど、ほんの少しだけ雲の切れ間が見えた。
昼までには晴れてくれそうな気もする。
晴れてくれればいいな。
あと10分ほどで下車だ。
準備をするとしよう。
ベルニナ!ベルニナ!ベルニナ!
![憧れのベルニナ線](http://blog.hals-cafe.com/wp-content/uploads/2017/italy/P1020781.jpg)
11時5分。
定刻にティラノ到着。
隣接したホームにベルニナ線の車両が見える!
憧れのベルニナ線、生ベルニナ列車だ。
エキスプレスじゃなくてローカル線だが、その方が絶対楽しいという確信がある。
観光客で満杯の、高いだけで撮影の自由度も少ないベルニナエクスプレス。
予約せずに、現地の窓口で買った方が断然安いし。
というわけで、下車早々、ベルニナ線の窓口に向かい、アルプ・グリュム往復チケットを購入。
日本円で4400円ほどと、予想よりはるかに安く済んだ。
ベルニナエクスプレスの半額近いんじゃないか?
![憧れのベルニナ線車両 丸ごとスイス](http://blog.hals-cafe.com/wp-content/uploads/2017/italy/P1020815.jpg)
![憧れの...以下略 2等のシート スイスだ](http://blog.hals-cafe.com/wp-content/uploads/2017/italy/P1020807.jpg)
いざ、絶景のテラス席へ出発
9時40分。
サンモリッツ行き普通列車は定刻発車。
スイスの列車が遅れるわけがない。
と思わないわけにはいかない。
なぜならスイスだから。
ホームを出て数百メートル進むと、列車はなんと併用軌道を走行。
専用軌道じゃなく一般道路を走るのだ。
つまり江ノ電状態。
テンションは、もはやマックスぶっちぎり。
もう、じっとしてはいられないが、それは帰路の楽しみにして、車窓の風景を楽しむ。
![憧れのループ橋 ガスがかかっているが気分は最高](http://blog.hals-cafe.com/wp-content/uploads/2017/italy/P1020840.jpg)
![ほんまにループしとる](http://blog.hals-cafe.com/wp-content/uploads/2017/italy/P1020841.jpg)
![しばらく進むといきなりの晴天](http://blog.hals-cafe.com/wp-content/uploads/2017/italy/P1020878.jpg)
![今、ワタシは天国にいる](http://blog.hals-cafe.com/wp-content/uploads/2017/italy/P1020882.jpg)
![絶景!マーベラス! しかし、次第にガスが...](http://blog.hals-cafe.com/wp-content/uploads/2017/italy/P1020890.jpg)
![オーマイ!アルプ・グリュムはガスの中だった](http://blog.hals-cafe.com/wp-content/uploads/2017/italy/P1020906.jpg)
![絶景テラスもご覧のとおり 残念](http://blog.hals-cafe.com/wp-content/uploads/2017/italy/P1020914.jpg)
11時5分、アルプグリュム到着。
あたりはガスに覆われている。
残念。
晴れそうな気もするが、なんとも言えない。
絶景テラス席で絶景ランチといくかどうか、しばらく駅併設のカフェ・レストランで待って見ることにしよう。
さて、果たして絶景ランチの夢は果たせるか?