秋田・青森 秋の小旅行その2「弘前は美味しい」

弘前と言えば?

午前10時ちょっと前に弘前到着。
弘前城近くの駐車場に車を停め…ないで、そのまま某所へ向かう。
なんで?
弘前観光といえば、やっぱり弘前城じゃないの?
それはまあ、間違いではない。
というか、トレビアンな花見を経験したいなら、絶対外すことはできないし。

では、桜の季節以外なら?
アナタハヒロサキヲドウヤッテ楽シミマス?
ベストソリューションなんてものは人それぞれだろうが、ワタシ的には断然「虹のマート」がオススメ。
いやいや、むしろ弘前と言えば「虹のマート」でしょ。

オンリー焼き魚の惣菜屋 数度目の訪問だが、いつ来ても楽しい
オンリー焼き魚の惣菜屋 数度目の訪問だが、いつ来ても楽しい
ずらっと並んだオンリー焼き魚 弘前の食の奥深さを感じる 函館にも欲しいよ
ずらっと並んだオンリー焼き魚 弘前の食の奥深さを感じる 函館にも欲しいよ

絢爛豪華とは無縁だが、実に充実した惣菜の品々が、訪れた人の、目と舌と腹を楽しませてくれる。

最後に訪れたのは5年前だが、今回、さらにパワーアップした様子にエキサイトしつつ、嬉しさ半分、(函館にないことへの)悔しさ半分で、賑わう場内を探索。
まず向かったのが焼き魚専門の惣菜屋。
海のない弘前に焼き魚の専門店だと!?
最初に訪ねたときはホントに驚いたものだ。
訪ねたのは土曜の朝の10時過ぎだが、すでにけっこうな人入り。
弘前ってすげーな。

弘前といえばイガメンチ 相変わらずの売れ行き
弘前といえばイガメンチ 相変わらずの売れ行き
なめこのコンブ漬け風 「あ、青森!」と心の中でガッツポーズした一品 いい すごくいい
なめこのコンブ漬け風 「あ、青森!」と心の中でガッツポーズした一品 いい すごくいい
焼き魚の店とは反対側の一角の惣菜屋 ここのラインナップも素晴らしい
焼き魚の店とは反対側の一角の惣菜屋 ここのラインナップも素晴らしい
なんという質実剛健な布陣 名脇役で固められた盤石のラインナップに刮目せよ
なんという質実剛健な布陣 名脇役で固められた盤石のラインナップに刮目せよ
たらこの煮付け!目から汗が出てきそうなくらい懐かしい 酒がほしくなる
たらこの煮付け!目から汗が出てきそうなくらい懐かしい 酒がほしくなる
もちろん揚げ物にだって抜かりはない そしてなぜかスイーツまで
もちろん揚げ物にだって抜かりはない そしてなぜかスイーツまで
駄菓子の卸問屋的店まである ソースカツにちょっと心惹かれる
駄菓子の卸問屋的店まである ソースカツにちょっと心惹かれる
最終兵器ツブ 虹のマートに来ると必ず買うのだが…今回も買った 当然でしょ
最終兵器ツブ 虹のマートに来ると必ず買うのだが…今回も買った 当然でしょ
イガメンイ(イカメンチ)お買い上げ 数年前に比べ断然に美味かった
イガメンイ(イカメンチ)お買い上げ 数年前に比べ断然に美味かった

虹のマートたまりません。
場内の一角で、惣菜をつまみに、真昼間から酒を飲み明かせたら最高だな。
1泊2日「虹のマート飲んだくれツアー」。
今度企画してみようかな?
もちろん、宿泊は「津軽屋旅館」で。

弘前公園も忘れずに

虹のマートの素晴らしさに忘れがちな弘前城だが、やはり一度は見ておきたい。
というわけで、初見の相方のために弘前公園へと向かう。
普通は先に弘前城なんだろうけどね
などと、さきほど確認して置いた駐車場に車を預け歩き出す。

花の祭典をやってる関係の菊の花
花の祭典をやってる関係の菊の花
レンズを向けた先にあった秋
レンズを向けた先にあった秋

園内に足を踏み入れたものの、いろいろ撮りまくって、さっぱり前に進まない相方を尻目に、いくつか目に止まった情景を切り取っていく。
それにしても弘前公園、こんなに広かったっけ?
移設工事中の本丸入り口にたどり着くだけで、けっこうな時間を消費してしまった。
せっかくだから本丸を見ていくか?
逡巡したものの、あちらこちら工事中の本丸見学に、それ以上の時間を費やすこともなかろうと引き返す。
その時点で正午を回っていたし。
決して入場料310円が惜しかったわけじゃないんだからね。

三忠で昼食を

というわけで、津軽100年食堂で知られている「三忠食堂」へ向かう。
本場本物の津軽そばだ。
否が応でも期待が高まる。

三忠食堂の外観 津軽100年食堂の風格…を感じないわけでもない
三忠食堂の外観 津軽100年食堂の風格…を感じないわけでもない
知る人ぞ知る 知らない人はあまりいない地元の名店なのである
知る人ぞ知る 知らない人はあまりいない地元の名店なのである
 津軽そば 焼き干し、昆布、醤油だけのつゆ 意外としっかりとした出汁に感心する
津軽そば 焼き干し、昆布、醤油だけのつゆ 意外としっかりとした出汁に感心する
これが焼き干し えぐみがほとんど感じられない
これが焼き干し えぐみがほとんど感じられない
普通のかけそば 普通に美味しい こっちは返しが入っている 津軽そばとビジュアル被りすぎ 
普通のかけそば 普通に美味しい こっちは返しが入っている 津軽そばとビジュアル被りすぎ

つなぎに大豆を使った津軽そば。
とても柔らかく、箸で持てば切れてしまう。
そば粉十割ほどではないが、さぞかし「もっさり」してるだろうと思ったが、意外と滑らか。
歯ごたえを期待する向きには不適だが、やさしい歯ざわりと喉越しは悪くない。
返しを使わないシンプルなツユと相まって、なんというかアダルティな味わい。
今夏訪れた弘前「一力」のシンプルだが力強い蕎麦と、どこか似ている。

中華そばもイケるんです

中華そば 焼き干しの出汁がきいたスープがとても美味 細めの麺とよく合う マジで美味かった
中華そば 焼き干しの出汁がきいたスープがとても美味 細めの麺とよく合う マジで美味かった

ラーメン?
いいえ、これは中華そばです。
そうとしか呼べない。
昆布と焼き干しだろうか。
和風出汁が前衛、鶏がらスープ後衛を固めたスープ。
それと、細めの縮れ麺。
一口すすって、ゆっくり一呼吸すると、
シンプルだけど奥行きのある旨味が、身体中に滋養となって行きわたる。
まあ、一言でいえば「旨い」かな。
名脇役のような味わい深さ。
そんな感じだ。

津軽100年食堂の店内 飾り気なしにただ古い そこがマニアック
津軽100年食堂の店内 飾り気なしにただ古い そこがマニアック

秋田・青森 秋の小旅行その1「始まりは雨」

雨の中、船は海峡を渡る

台風の気配を感じつつ雨の中を出港
台風の気配を感じつつ雨の中を出港

現在5時9分。
青函フェリー「はやぶさ」青森行きの2階客室(雑魚寝部屋)で、眠い目をこすりながらブログアップ中。
いや、本当に眠い。

函館を出港して40分ほど経った。
相方は、船内の写真を撮りに行ったきり戻ってこない。
初めての「はやぶさ」乗船だ。
きっといろいろ撮りまくっているのだろう。

これから弘前を訪れた後、本日の宿泊地、大館の温泉宿「清風荘」に向かう。
天候はあいにくの雨。
こんな予報だったっけ?
予報では、もう少し天気が良いはずじゃなかったか?
台風接近が当初予想より早まっている影響なんだろう、
最新の予報では、帰路のフェリーと台風がジャストミートの可能性が高い。
しかも、超大型だってんだから、もう笑うしかない。

2泊3日の秋田・青森小旅行。
まあ、雨なら雨の楽しみかたもある、
そう割り切ればいい。
といいつつ、寸暇を惜しまずブログアップブログアップなのである。

薄暗い船室でブログアップ 電源があるとホント安心
薄暗い船室でブログアップ 電源があるとホント安心
午前7時半に朝食 ○ライアルで買ったサラダと鶏めし あまり美味しくなかった
午前7時半に朝食 ○ライアルで買ったサラダと鶏めし あまり美味しくなかった

幕間は津軽の蕎麦で

幕間は津軽の蕎麦で

昼食は当初の予定(ラーメン)を変更し、地元民に愛されているであろう蕎麦屋を訪ねることに。ヘビーになりすぎた朝食の影響だが、割り箸を忘れたことがピタゴラスイッチ的に招いた、割としょーもない事情だったりする。
ともあれ、「一力」を目指し車を走らせた。

余談だが、車載カーナビとGoogleナビ、両方同時に使ってみて分かったのだが、どうもGoogle先生の進化っぷりがパない気がするというか、明らかに車載ナビより優秀だと思うシーンが何度かあった。詳しくは別の機会で語ることにするが、車載ナビとGoogleが違う指示をした場合、これからはGoogleに従う方がベターじゃないかと思う。というわけで、明日、検証してみよう。

「一力」の門構え なかなか風格
「一力」の門構え なかなかの風格
ほぼ満席の「一力」店内の様子
13時を回ってなお、客で溢れる店内

地元民で溢れる蕎麦屋、その理由に軽く驚き、そして納得する

訪れたのは13時頃だったが、四人掛けの卓が7組と座敷が、ほぼ満席。
おそらくだが、観光客はいない。
ちょっと古ぼけた店内を埋める、大勢の地元の人たちが、「一力」のステータスを語っているような気がした。

冷やしたぬき750円

店員というか、お手伝い風の若い女性に注文を告げ、待つこと数分でサーブ。これだけ混んでいるのに素早い。

第一印象は「盛りが少ない」
それと、意外と言ったら失礼だが、なかなかの「上品さ」。

「一力」の冷やしたぬき なんというか「上品」
「一力」の冷やしたぬき なんというか「上品」

天かす、わかめ、かまぼこ、卵焼き、貝割れ大根、干し椎茸の煮物、別添えのネギという構成。
干ししいたけの、甘辛いツユの染み具合がいい。
さほど甘くない卵焼きもいい。
旨味は驚くほど控えめ。
ツユは甘さが少なく、塩辛さが前面に強く出ている。
今時珍しい?

蕎麦は細めで腰が強い。「更科」に近い?
噛み応えのある弾力が心地よい。
細麺だけに、やや辛めのツユがよく絡まり、総じて塩っぱい。
ガツンと出汁を効かせているタイプじゃないので、塩辛さが余計に際立っているのだろう。

食べ進むにつれ変わる印象

正直、「なんだこれ」な第一印象だったが、食べ進むにつれ、これでいいのだと思い始める。
素朴というかシンプル。
蕎麦を飾りすぎず、蕎麦の旨味を味わうためだけのツユ。
それが昔から愛され続けてきた理由なんだろう。
頑固というか、流行には脇目も振らず、黙々と先人を継承する。
それが東北という土地だと思う。
だから、東北が好きなんだろうと思う。

旅のファーストステージ 岩木山

三泊四日秋田小旅行の初日。
旅というステージの、上々の初演だったと思う。

アプローチも悪くなかったが、最高の盛り上がりは何と言っても岩木山の登場だろう。
キャスト、シナリオ、セット、そして運。
完璧ではなかったが、期待のほぼすべてに応えてくれた稀有な舞台だった。
天候に恵まれなかった昨年のリベンジも果たし、岩木山が好きだった父の心に、やっと触れることができたような気もする。

スロープの先の岩木山と愛車
スロープの先のシルエットに魅入る 上々のアプローチ
あぜ道の先に広がる青空と岩木山
稲穂の海を割り、岩木山と青空に向かい、あぜ道が続いていた
岩木山登山道のゴールと登山客と眼下の絶景
急峻な登山道を、続々と登山客が登ってくる
岩木山のリフトから見下ろす麓
7合目からリフトで9合目を目指す
雲が切れ岩木山山頂が姿を現した
雲が切れ岩木山山頂が姿を現した
山頂に向かい手を振る女性
たぶん山頂にいる誰かに手を振る女性
山頂を描く男性
黙々と描き続けていた男性
下りのリフトから見下ろす山麓
下りのリフトから見下ろす山麓 傾斜のきつさが分かる
自分の足元を撮ってみる
けっこうドキドキ 絶叫マシン系が苦手な人には無理かも知れない
車とともに山麓を見下ろす
車とともに山麓を見下ろす トップ・オブ・ザ・ワールドなひととき