美味しさを目で味わう

食べ物を撮るのは楽しい

目で味わうような、味わいたくなるような絵を撮るのが楽しい。
実際に食べたのであれば、写真を見るたび、その美味しさが蘇るような。
食べられなかったとしたら、目にしただけで、無性に食べたくなるような。
美味しい料理は一層美味しく。
それなりの料理もそれなりに美味しく。
綺麗に撮れたら楽しいし、人に美味しさの欠片でも伝えらたらもっと楽しい。
楽しいけど、その作業は時々しんどい。
しんどいけど、それがまた楽しかったりする。

ある夏の日のラーメンサラダ(自宅)NIKON D300 + SIGMA 50mm【自然光】
ある夏の日のラーメンサラダ(自宅)NIKON D300 + SIGMA 50mm【自然光】

ポイントはなんといっても光

写真は光が作る。
作物は土が作るのと同じだ。
良い光があってはじめて、良い写真が撮れる。
料理に関して言えば、斜め手前上からの面光源と、前面からの控えめな面光源(補助光あるいはレフ板)があれば申し分ない。

良い光をどうやって手に入れるか

光源は昼光(自然光)が一番だが、蛍光灯、近頃ならLEDでもOK。
経験から言えば色温度以上にスペクトラムがポイントじゃないかと思う。
色温度は波長のシフトとすれば、スペクトラムは周波数特性そのもの。
つまり、昼光色に近いスペクトラムを持っていれば、あとはカメラなりアプリケーションなりで補正(シフト)させればOK。
これって、写真のデジタル化の一番のメリットじゃなかろうか。

光源の理想は太陽光?

太陽光が理想というのはある意味正しい。
正しいというより絶対正義とさえ言える。
単一光源で、面光源で、光量も充分にあって、壁や天井からの反射光もニュートラル。
光源としてはパーフェクト。
太陽ってほんと偉大だな。
ただ、この光、手に入れるのは簡単だが、使いこなしが意外にやっかいである。

太陽の直射光は使い物にならない

理由は青春の光と影。
強烈な光が強烈な影を作ってしまう。。
当然そのままでは使えないのでディフューザーを使うこととなる。
それがけっこう大がかり。
その上、天候、時刻、方位に左右されるので、稼働率が低い。

屋内なら、白レースのかかった大きめの窓と、窓際のテーブルでけっこういい条件を作ることできる。
ただ、相手が太陽なので、天候、時刻、方位、窓からの適切な距離という条件を揃えるのは意外と難しい。
朝ご飯や弁当を作ってチョロっと撮るなら全然OKだが、沢山の写真を撮るにいはまったく不向き。
なので、商用撮影の場合は現場でセットを組むか、設備の揃ったスタジオ撮影となる。

壁や天井が白~明るめな灰色ならストロボもOK

バウンス発光できる、そこそこに光量のあるストロボなら、けっこういい光が得られる。
ただ、壁や天井の色と部屋の大きさにかなり左右されるし、外食先でピカパカピカパカやりまくるのは顰蹙ものだし、どこでも使える手というわけではない。
そもそも、カメラ備え付けのストロボじゃバウンス発光は無理無理無理。
白い紙をストロボの前に置いてバウンスという手もあるが、光量が少なすぎるし、チャージ間隔が長くてとても使いものにならない。
ちょっと高いけど外付けのストロボが必須だ…と思ったら、最近じゃ激安のクリップオンストロボが出回っているんですねビックリです。

条件さえ合えば普通の照明もいけるが

蛍光灯や蛍光灯代用LEDライトは、素直なスペクトラムという点はOKなのだが、「前方斜め上からの面光源かつ充分な光量」という3つの重要ポイントがクリアできない。
一般家庭は事務所の照明って、撮影用光源に比べたら圧倒的に暗く、しかも概ね直上からの順光だから、そのままじゃ全く使いものにならない。
なので、逆光に気味になるよう、光源からちょっと離れた場所で、相当のスローシャッターを切るハメとなる。
三脚とリモコンは必須だ。
なので飲食店は条件が厳しい。
というか、かなり劣悪である。

自然光で撮る

強すぎず弱すぎずの太陽光(逆光)。
ディフューザーもしくは、たとえばレースのカーテンなど、その役目を果たすものと、レフ板。
それら条件が合えば、朝の食卓のような、爽やかな光が得られる。
幸い、我が家にはそのような場所が一カ所あって、自分で作った料理を撮る際には大いに重宝している。
レンズはほぼ50mm(35mm換算で75mm)の単焦点一択なので、三脚使用が原則。加えてリモコンを使うことで、けっこうなスローシャッターにも対応している。

ある日の昼めし(自宅) NIKON D300 + SIGMA 50mm【自然光】
ある日の昼めし(自宅) NIKON D300 + SIGMA 50mm【自然光】
ある日の昼めし(自宅)NIKON D7000 + NIKKOR 35mm【自然光】
ある日の昼めし(自宅)NIKON D7000 + NIKKOR 35mm【自然光】
ある日の晩ご飯(自宅)NIKON D300 + SIGMA 50mm【自然光】
ある日の晩ご飯(自宅)NIKON D300 + SIGMA 50mm【自然光】
ある休日のサラダ(自宅)NIKON D7000 + SIGMA 50mm【自然光】
ある休日のサラダ(自宅)NIKON D7000 + SIGMA 50mm【自然光】
焼き牡蠣(宮島)NIKON D70 + TAMRON 17-50mm【自然光】
焼き牡蠣(宮島)NIKON D70 + TAMRON 17-50mm【自然光】
ある休日の昼めし(自宅)NIKON D7000 + SIGMA 50mm【自然光】
ある休日の昼めし(自宅)NIKON D7000 + SIGMA 50mm【自然光】
沖縄そば三枚肉セット(沖縄 屋宜家)NIKON D7000 + NIKKOR 【自然光】
沖縄そば三枚肉セット(沖縄 屋宜家)NIKON D7000 + NIKKOR 【自然光】
2014年元旦のお雑煮(自宅)NIKON D7000 + SIGMA 50mm【自然光】
2014年元旦のお雑煮(自宅)NIKON D7000 + SIGMA 50mm【自然光】
煮染めの調理風景(自宅)NIKON D7000 + SIGMA 50mm【自然光】
煮染めの調理風景(自宅)NIKON D7000 + SIGMA 50mm【自然光】
郷土料理セット(モスタール、ボスニア・ヘルツェゴビナ) NIKON D7000 + NIKKOR 16-85mm【自然光】
郷土料理セット(モスタール、ボスニア・ヘルツェゴビナ) NIKON D7000 + NIKKOR 16-85mm【自然光】
ある日の昼めし(自宅)NIKON D7000 + SIGMA 50mm【自然光】
ある日の昼めし(自宅)NIKON D7000 + SIGMA 50mm【自然光】
ケバブ定食(パザール・バザール)NIKON D7000 + TOKINA 16-50mm【自然光】
ケバブ定食(パザール・バザール)NIKON D7000 + TOKINA 16-50mm【自然光】
函館夢弁当(自宅)NIKON D300 + SIGMA 50mm【自然光】
函館夢弁当(自宅)NIKON D300 + SIGMA 50mm【自然光】
函館夢弁当(自宅)NIKON D300 + SIGMA 50mm【自然光】
函館夢弁当(自宅)NIKON D300 + SIGMA 50mm【自然光】
昼飯の格安弁当(自宅)NIKON D7000 + SIGMA 50mm【自然光】
昼飯の格安弁当(自宅)NIKON D7000 + SIGMA 50mm【自然光】
かに鍋(事務所)NIKON D70 + TAMRON 17-50mm【自然光】
かに鍋(事務所)NIKON D70 + TAMRON 17-50mm【自然光】
焼きおにぎり(五稜郭公園)NIKON D70 + TAMRON 17-50mm【自然光】
焼きおにぎり(五稜郭公園)NIKON D70 + TAMRON 17-50mm【自然光】

ストロボのバウンス発光で撮る

自然光が得られない場合、ストロボのバウンス発光で撮るという手もある。
言うまでもなく屋内限定だが、壁や天井の色や構造にかなり影響されるし、自宅はともかく、外食先な勝手知ったるわけでもない場所でいきなりストロボをぶっ放すわけにもいかず、案外と使える場所は限られている。
だが、条件が合えば、ちょっと作り物っぽいが、充分に回り込んだ綺麗な光が得られ、しかも手持ちで撮影できる点が大きなメリット。
夜、自宅で撮る場合はクリップオンストロボが大活躍である。

ワカサギのフライ(自宅) NIKON D7000 +SIGMA 50mm + SB-800【ストロボ】
ワカサギのフライ(自宅) NIKON D7000 +SIGMA 50mm + SB-800 【ストロボ】
トマトの缶詰(セット組) NIKON D300 + SIGMA 50mm + SB-800【ストロボ】
トマトの缶詰(セット組) NIKON D300 + SIGMA 50mm + SB-800【ストロボ】
調理風景(セット組) NIKON D300 + SIGMA 50mm + SB-800【ストロボ】
調理風景(セット組) NIKON D300 + SIGMA 50mm + SB-800【ストロボ】
ある日の夕飯 ストロボのバウンス発光で撮影 NIKON D7000 +SIGMA 50mm + SB-800【ストロボ】
ある日の夕飯(自宅) NIKON D7000 +SIGMA 50mm + SB-800【ストロボ】
生春巻き(HP用素材撮影)NIKON D80 + NIKKOR 18-200mm + SB-800【ストロボ】
生春巻き(HP用素材撮影)NIKON D80 + NIKKOR 18-200mm + SB-800【ストロボ】
ある日の夕飯(自宅) NIKON D70 +SIGMA 50mm + SB-800【ストロボ】
ある日の夕飯(自宅) NIKON D70 +SIGMA 50mm + SB-800【ストロボ】
高菜漬けおにぎり(自宅) NIKON D70 + TAMRON17-50,mm + SB-800【ストロボ】
高菜漬けおにぎり(自宅) NIKON D70 + TAMRON17-50,mm + SB-800【ストロボ】
崎陽軒のしゅうまい(自宅)NIKON D70 + TAMRON17-50,mm + SB-800【ストロボ】
崎陽軒のしゅうまい(自宅)NIKON D70 + TAMRON17-50,mm + SB-800【ストロボ】
ベーコンバンズ(商品撮影) NIKON D70 + TAMRON17-50,mm + SB-800【ストロボ】
ベーコンバンズ(商品撮影) NIKON D70 + TAMRON17-50,mm + SB-800【ストロボ】
肉モヤシ(冨紗家)NIKON D300 + TAMRON 17-50mm + SB-800【ストロボ】
肉モヤシ(冨紗家)NIKON D300 + TAMRON 17-50mm + SB-800【ストロボ】
キムチ(冨紗家)NIKON D300 + TAMRON 17-50mm + SB-800【ストロボ】
キムチ(冨紗家)NIKON D300 + TAMRON 17-50mm + SB-800【ストロボ】
玉子焼き(冨紗家)NIKON D300 + TAMRON 17-50mm + SB-800【ストロボ】
玉子焼き(冨紗家)NIKON D300 + TAMRON 17-50mm + SB-800【ストロボ】
アイスクリーム(冨紗家)NIKON D300 + TAMRON 17-50mm + SB-800【ストロボ】
アイスクリーム(冨紗家)NIKON D300 + TAMRON 17-50mm + SB-800【ストロボ】
白菜漬け(冨紗家)NIKON D300 + TAMRON 17-50mm + SB-800【ストロボ】
白菜漬け(冨紗家)NIKON D300 + TAMRON 17-50mm + SB-800【ストロボ】

普通の屋内照明で撮る

補助光を使わなくても、料理を置く適切な場所とレフ板があれば、普通の蛍光灯(LED)照明でもけっこう綺麗な絵が得られる。
自宅なら、なんとかそういう環境を作ることができる。
ただし、圧倒的な光量不足は超スローシャッターでカバーするしかない。

住宅(自宅など)で撮った例

手作り唐揚げ(自宅) NIKON D7000 +SIGMA 50mm 【蛍光灯】
手作り唐揚げ(自宅) NIKON D7000 +SIGMA 50mm 【蛍光灯】
とある日の弁当(自宅)NIKON D7000 + SIGMA 50mm 【蛍光灯】
とある日の弁当(自宅)NIKON D7000 + SIGMA 50mm 【蛍光灯】
とある日の朝食(自宅) NIKON D7000 + SIGMA 50mm 【蛍光灯】
とある日の朝食(自宅) NIKON D7000 + SIGMA 50mm 【蛍光灯】
とある日の買い物(サラエボのアパート) NIKON D7000 + NIKKOR 16-85mm 【蛍光灯+自然光】
とある日の買い物(サラエボ) NIKON D7000 + NIKKOR 16-85mm 【蛍光灯+自然光】
ブルーチーズとサラミ(ミラノ)DMC-GX8 + LEICA 12-60mm 【蛍光灯+自然光】
ブルーチーズとサラミ(ミラノ)DMC-GX8 + LEICA 12-60mm 【蛍光灯+自然光】
サッポロ一番シーフードヌードル(職場)NIKON D70 + TAMRON 17-50mm【蛍光灯】
サッポロ一番シーフードヌードル(職場)NIKON D70 + TAMRON 17-50mm【蛍光灯】

 

外食先で撮った例

一方、飲食店で撮る場合、ストロボやレフ板なんぞまず使えないから、いまいちな写真になることが多い。
というか、ほぼ残念な写真ばかりと言って良い。
敵はこいつらだ↓

・光量が足りない。
・入射角がひどい。
・単一光源じゃない(スペクトラムがおかしい=WBがとれない)。
・望んだアングル・構図が得られない。

店内で撮る写真はこれら劣悪な環境との戦いとなる。。
美味しそうな写真を撮らせるために営業しているわけじゃないし、勝手な戦いではあるけれど、それでも戦ってしまうのが撮影好き(撮りバカ)なのである。
迷惑な話だな。

エンガワのにぎり(はま寿司)NIKON1 V1 NIKKOR 10-30mm 【蛍光灯】
エンガワのにぎり(函館 はま寿司)NIKON1 V1 NIKKOR 10-30mm 【蛍光灯】
サンドイッチ(たぶん錦糸町のカフェ) NIKON D70 + TAMRON 17-50mm 【蛍光灯+通路内照明】
サンドイッチ(たぶん錦糸町のカフェ) NIKON D70 + TAMRON 17-50mm 【蛍光灯+通路内照明】
AWバーガーとルートビア(那覇空港) NIKON1 V1 + NIKKOR 10-30mm 【蛍光灯+自然光】
AWバーガーとルートビア(那覇空港) NIKON1 V1 + NIKKOR 10-30mm 【蛍光灯+自然光】
ジンギスカンサンド(広島 ゴッドバーガー※2013年閉店)NIKON D70 + TAMRON 17-50mm【蛍光灯】
ジンギスカンサンド(広島 ゴッドバーガー※2013年閉店)NIKON D70 + TAMRON 17-50mm【蛍光灯】
豚丼(ぶたや)NIKON1 V1 NIKKOR 10-30mm 【蛍光灯+自然光】
豚丼(ぶたや)NIKON1 V1 NIKKOR 10-30mm 【蛍光灯+自然光】
もつの煮込み丼(四文屋)NIKON1 V1 + NIKKOR 10-30mm 【自然光+蛍光灯】
もつの煮込み丼(四文屋)NIKON1 V1 + NIKKOR 10-30mm 【自然光+蛍光灯】
広島風お好み焼き(広島 麗ちゃん) Canon IXY DIGITAL 7O 【蛍光灯】
広島風お好み焼き(広島 麗ちゃん) Canon IXY DIGITAL 7O 【蛍光灯】
ザンギプレート(函館 ウタヤ)NIKON1 V1+ 1 NIKKOR 10-30mm【白熱灯+自然光】
ザンギプレート(函館 ウタヤ)NIKON1 V1+ 1 NIKKOR 10-30mm【白熱灯+自然光】

面光源と補助光を使ったセットで撮る

以前、仕事で撮っていた時は、当然ながらセット撮影が主体だった。
1KWと100Wのディフューザー付き撮影ライトセットとロール式背景紙とレフ板で、綺麗で安定した光を作り出せるのが特徴。
セットを組める場所さえあれば、時間や天候に左右されないので、連チャンで朝から晩まで撮影ってことも可能だ。
体力的・精神的にかなりしんどいけど。

蕪のあんかけ(HP用素材) NIKON D300 + SIGMA 50mm
蕪のあんかけ(HP用素材) NIKON D300 + SIGMA 50mm
松前漬(HP用素材) NIKON D70 + NIKKOR 70-300mm
松前漬(HP用素材) NIKON D70 + NIKKOR 70-300mm
うどん(HP用素材) NIKON D300 + SIGMA 50mm
うどん(HP用素材) NIKON D300 + SIGMA 50mm
ホッケの塩焼き(HP用素材) NIKON D300 + SIGMA 50mm
ホッケの塩焼き(HP用素材) NIKON D300 + SIGMA 50mm
肉巻きアスパラ(HP用素材)NIKON D300 + SIGMA 50mm
肉巻きアスパラ(HP用素材)NIKON D300 + SIGMA 50mm
生春巻き(HP用素材)NIKON D300 + TAMRON 17-50mm
生春巻き(HP用素材)NIKON D300 + TAMRON 17-50mm
いくらとご飯(HP用素材) NIKON D70 + NIKKOR 70-300mm
いくらとご飯(HP用素材) NIKON D70 + NIKKOR 70-300mm
炊き込みご飯(HP用素材)NIKON D70 + SIGMA 50mm + SB-800
炊き込みご飯(HP用素材)NIKON D70 + SIGMA 50mm + SB-800
行者ニンニクの和え物(HP用素材) NIKON D300 + SIGMA 50mm
行者ニンニクの和え物(HP用素材) NIKON D300 + SIGMA 50mm
アサリの酒蒸し(HP用素材)NIKON D70 + SIGMA 50mm
アサリの酒蒸し(HP用素材)NIKON D70 + SIGMA 50mm
にぎり寿司(HP用素材)NIKON D300 + SIGMA 50mm
にぎり寿司(HP用素材)NIKON D300 + SIGMA 50mm
ナスと蟹のパスタ(HP素材用)NIKON D300 + TAMRON 17-50mm
ナスと蟹のパスタ(HP素材用)NIKON D300 + TAMRON 17-50mm
薩摩焼酎(自宅の簡易セット) NIKON D300 + SIGMA 50mm
薩摩焼酎(自宅の簡易セット) NIKON D300 + SIGMA 50mm

八戸に来ている

街角のあちらこちらでイカの天日干し
街角のあちらこちらでイカの天日干し

八戸のホテルに到着して1時間ちょっと。八戸は函館以上にイカの町である。

ここ数日めっきり寒くなった函館だが、八戸はいくらかましな程度で、地元住民の会話から、「雪が・・・」だの「冬タイヤが・・・」だの、聞きたくもない単語が漏れ聞こえする。まあ、それでも今日は日差しに恵まれて、風は冷たいものの、日中はけっこう過ごしやすかった。

八戸のソウルフードといえば「やなぎやコロッケ」

やなぎやコロッケの店内 品書きが素晴らしい
やなぎやコロッケの店内 品書きが素晴らしい
やなぎやコロッケのメンチカツ130円 ボリュームたっぷり 衣サクサクで美味
やなぎやコロッケのメンチカツ130円 ボリュームたっぷり 衣サクサクで美味
みなと食堂の外観
みなと食堂の外観

本日は八戸の「みなと食堂」で昼食をとる。八戸線陸奥湊駅から歩いて2分ほど。そのスジではけっこう有名な店だ。看板メニューはなんと言ってもヒラ メの漬け丼(1,000円)。口コミサイトでも評判の人気メニューである。

八戸みなと食堂のヒラメ漬け丼
八戸みなと食堂のヒラメ漬け丼

当然ワタシもそれを・・・食する事はせず、一番安い日替わり刺身定食をオー ダー。もちろんビールを付けるのを忘れない。

その店の価値は一番安いメニューのクォリティで決まる。

などというポリシーで選んだわけじゃなく、ただ単に、ヘビーなボリュームを腹に詰め込みたくないというのが主な理由だ。それに、味を確認するだけなら、連れが頼んだものを一口分けてもらえば事足りるという事情もあったりする。
でも、結果的にクォリティが知れてしまったが・・・知りたくなかったな。

日替わり刺身定食 なんというか…(´・ω・`)
日替わり刺身定食 なんというか…(´・ω・`)

ところで、なぜ八戸のホテルにいるのかというと、毎日曜日に開催される日本最大(たぶん)の朝市、八戸港朝市を訪ねるためだ。
この朝市、朝3時オープン、9時クローズという文字どおりの朝市なので、前泊する以外に方法がなく、しかも翌朝5時半にはホテルを出ないければならないという、けっこうハードルが高いイベントなのである。

まあ、ジモティならなんの問題もないんだろうがけど。

なんにせよ、明日の朝が楽しみだ。

函館グルメサーカスに行って来た

2013年秋、函館グルメサーカス。多くの客でにぎわうグリーンベルト会場。
2013年秋の函館グルメサーカス グリーンベルト会場は多くの客でにぎわっていた

函館グルメサーカスとやらへ行って来た。
最初はさほど興味が無かったのだが、黒石つゆ焼きそばが出ていると知り気持が動く。

昨年、黒石で食べて以来、機会があればまた食べてみたいと思っていたのだ。
ちょうど中島町の某病院と、駅前の無印良品に用事があったこともあり、久しぶりにチャリで大門に向かうワタシであった。

函館グルメサーカス。
函館市と道新が主催ということで、過去の例を鑑み、あまり期待はしていなかったのだが、いや、大した盛況ぶりである。
「完売」の張り紙が目立つのは、想像を遥かに超える客の入りだったからだろうか。
それとも…。まあ、そういうことにしておこう。それはともかく、一部の店は長蛇の列だ。
決してありきたりの比喩ではなく、本当に蛇のように列がウネウネと伸びている。
筆頭は「気仙沼ホルモン」で、距離はおおよそ30m、時間にすれば30分ほどだろうか。
そして、黒石つゆ焼きそばにもまた行列が…。

なぜだか長蛇の列の「青森揚げ」。
その影になってよく見えないが、黒石つゆ焼きそばにもそれなりの行列が。
さほどの長さではないが一応は長蛇、時間にすれば10分ほどだろうか。
最後尾に並んで、一年ぶりの再開を待つことにする。それにしても暑い。
風は秋なのだが、陽差しは夏。
気温は25℃程度なのだが、風がなく、黙っていると肌がジリジリと焼け、汗がジワジワと噴き出してくる。
こんな状態で「つゆ焼きそば」は、いかにも暑苦しいのだが、初志貫徹で忍耐強く並び続けた…のだが、一分も経たずに戦線を離脱、三つ隣の「青森みそカレー牛乳ラーメン」前の列に並ぶ。

青森名物 「味噌カレー牛乳ラーメン」 思ったよりあっさりとして美味
青森名物 「味噌カレー牛乳ラーメン」 思ったよりあっさりとして美味

みそカレー牛乳ラーメンを選んだ理由は特にない。
あえて言えば、太陽がまぶしかったから。
照りつける陽差しの下で食す熱々のみそカレー牛乳ラーメン。
その不条理さは、ムルソーがアルジェリアの太陽の下で感じた「世界の捻れ」そのものだ。

いや、一番の理由は列が短かったからだが…。