たかが4ヶ月、されど4ヶ月

直前の投稿からおよそ4ヶ月。
春が過ぎ、夏が来て、いろいろなことがいろいろと変わり、月日は過ぎ、あっという間に9月を迎えた。と思ったらもう月半ば。
秋は深まり、そう遠くない日に冬が来る。
月日は本当に淡々と人を追い抜いて行く。
5月
ミニベロ

ミニベロを買った。
詳しくいうとミニベロという種類の自転車を買った。
名前はIDIOM 0。イディオム・ゼロと読む。
なんとなくかっこいい。
重量9kgと軽く、漕ぎ出しも軽く、坂道も軽い軽い。
こいつに乗って過ごす休日が楽しく、あちらこちらを走り回った。









5月31日

何度も何度も繰り返して眺めてきたこの光景も、もうすぐ見納め。
同じような光景に出会うこともあるだろうけど、それは似て非なるものだと思う。
もう少ししたらフィールドが変わる。たぶん少しだけ人生が変わる。
もしかすると大きく変わるかも知れない。
信号待ちの間、フロントウィンドウに張り付いた雨粒を、ずっと見つめていた。
6月



ミニベロというかGINAT IDIOM0のペダルを、三ヶ島ペダルの脱着式「コンパクトイージー」に換えた。
IDIOM 0を車に積んで旅をする、そのためのステップだけど、見た目がかっこいいというのも重要なポイント。
ミニベロはホント楽しい。



7月




生活が一変した。
そのせいか、見える風景も変わった…ような気もする。
振り向くと、思い出をなぞりなぞり訪ねてみたい場所が増えていたが、実際訪ねて見ると、記憶の中の風景は逃げ水のように退き霧散し、見たことのあるようなないような、荒れ果てた風景が取って代わっていたりする。それを目の当たりにすると、なぜかだかどうしても撮らざるを得ない衝動に駆られてしまう。
朽ち果てて行く姿が美しいはずもないのだが、目を離せない何かに惹きつけられてはシャッターを切ってしまう。病気の一種かも知れないが、せめて軽傷だと思いたい。
ミニベロで撮り歩く


ミニベロはとにかく軽く、片道20kmぐらいなら軽々とこなす。
ともあれ、休日の行動範囲は広がり続け、それに伴い出費も広がり続けた。
札幌へ行く








8月












9月




