ミラノ旅12 ベルニナ線でスイスを楽しむ

ティラノ便の車内 どこが1等なのかわからない
ティラノ便の車内 どこが1等なのかわからない

Regionala 2550 Tilano行き どこかのシートの上。
列車は定刻6時20分に中央駅を発車。
今、ティラノへ向かっている。
あと40分ほどだろうか。

ベルニナ線に乗って、山頂駅でランチするためだが、天候は今ひとつどころか、今ふたつ。
ガスだか霧だか雲だかであたりがかすんでいる。
それにしても危うく列車を間違え、ティラノではなく、トリノに行くところだった。
先日のスイスの湖畔事件の反省がまったく生かされていない。
要注意である。

充電しながらブログアップ中
充電しながらブログアップ中

8時24分、Sondiro?に停車。
けっこう人が降り、パラパラと人が乗ってくる。
Sondiro、どんな町?

空気が冷えて来た。
標高も高い。
外が寒そう。
先ほど、ほんの少しだけ雲の切れ間が見えた。
昼までには晴れてくれそうな気もする。
晴れてくれればいいな。
あと10分ほどで下車だ。
準備をするとしよう。

ベルニナ!ベルニナ!ベルニナ!

憧れのベルニナ線
憧れのベルニナ線 とうとうやって来た

11時5分。
定刻にティラノ到着。
隣接したホームにベルニナ線の車両が見える!
憧れのベルニナ線、生ベルニナ列車だ。
エキスプレスじゃなくてローカル線だが、その方が絶対楽しいという確信がある。
観光客で満杯の、高いだけで撮影の自由度も少ないベルニナエクスプレス。
予約せずに、現地の窓口で買った方が断然安いし。
というわけで、下車早々、ベルニナ線の窓口に向かい、アルプ・グリュム往復チケットを購入。
日本円で4400円ほどと、予想よりはるかに安く済んだ。
ベルニナエクスプレスの半額近いんじゃないか?

憧れのベルニナ線車両 丸ごとスイス
憧れのベルニナ線車両 丸ごとスイス
憧れの...以下略 2等のシート スイスだ
憧れの…以下略 2等のシート コンセントがある

いざ、絶景のテラス席へ出発

9時40分。
サンモリッツ行き普通列車は定刻発車。
スイスの列車が遅れるわけがない。
と思わないわけにはいかない。
なぜならスイスだから。

ホームを出て数百メートル進むと、列車はなんと併用軌道を走行。
専用軌道じゃなく一般道路を走るのだ。
つまり江ノ電状態。
テンションは、もはやマックスぶっちぎり。
もう、じっとしてはいられないが、それは帰路の楽しみにして、車窓の風景を楽しむ。

憧れのループ橋 ガスがかかっているが気分は最高
憧れのループ橋 ガスがかかっているが気分は最高
ほんまにループしとる
ほんまにループしとる
しばらく進むといきなりの晴天
しばらく進むといきなりの晴天 スイスや!
今、ワタシは天国にいる
今、ワタシは天国にいるんじゃなかろうか
絶景!マーベラス! しかし、次第にガスが...
絶景!マーベラス! しかし、次第にガスが…
オーマイ!アルプ・グリュムはガスの中だった
オーマイ…アルプ・グリュムはガスの中だった
絶景テラスもご覧のとおり 残念
絶景テラスもご覧のとおり 残念だが仕方がない

11時5分、アルプグリュム到着。
あたりはガスに覆われている。
残念。
晴れそうな気もするが、なんとも言えない。
絶景テラス席で絶景ランチといくかどうか、しばらく駅併設のカフェ・レストランで待って見ることにしよう。
さて、果たして絶景ランチの夢は果たせるか?

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