夏と言えば海とビールと青空でしょ

夏空を海を背景に掲げたよく冷えた缶ビール(正確には違うが)
夏と海と空とビール! 最高に最高な組み合わせ!
DMC-GX8 + LEICA DG 12-60mm

すべては最高に美味い一杯のために

2018年7月29日土曜日。
とりあえず晴れ。
雲が多く、陽差しも途切れがちだったが、いったん本気を出したらかなり暑い。
さすが今年の夏。
日本列島に、連日脅威的な気温爆弾を投下しているだけのことはある。
これだけ暑くなるとビールが美味い。
夏→ビールと来たら、次のステップは海しか考えられない。

夏+海+ビール=最高!

これぞ夏の法則だ。
というわけで、クーラーBOXを携え、バスで七重浜へ向かう。
BOXの中身は、当然ながらキリキリに冷えた缶ビール。
炎天下の浜辺で、青い空、青い海に抱かれながら、汗となって失われて行く水分とミネラルをビール+αで補充しようという、マッチポンプなプランである。

亀田支所前停留所でバスを待つ人
亀田支所前のバス亭 けっこう暑い
HWV31
亀田支所前のバス亭の時刻表
11時58分の151系統を待つ
HWV31

ICASカードを買う

ビールを飲むのであれば車は使えない。
となれば、この地では函館バスのお世話にならざるを得ないわけで、今回、151系統で七重浜へ向かうことと相成った。

今回のプランの中で、どうしても試してみたかったが「ICAS nimoca」である。
函館市電・函館バスの交通系ICカードで、SUICAなどと互換性がある。
台湾でいうところの悠遊カードに相当するわけだ。
さすがに悠遊カードほどの汎用性はないが、ほぼ全国で使えること、SUICAが使える店舗では電子マネーとして使えるなど、けっこう利便性がアップしていて、使い方次第だが、一枚持っておいても損はしないだろうというとこまで来ていると思った。
というわけで、乗車時に2000円払ってICASカードを購入したというしだい。
なお、実際に使えるのは1500円分。
500円はデポジット、つまり預託金。
カードを返却すると戻る仕組みだ。
悠遊カードと同じだな。

バスの降車ボタンと車窓
見慣れたはずの見慣れぬ風景が車窓を流れる
DMC-GX8 + LEICA DG 12-60mm

そして夏が始まった

青空と白い雲と砂浜と海水浴客
待ち焦がれていた夏の景色
DMC-GX8 + LEICA DG 12-60mm
夏空の波打ち際で水と戯れる人々
時折陽が射すと、あたりは夏そのもの
DMC-GX8 + LEICA DG 12-60mm
夏の陽差しとよく冷えた缶ビールと青空の浜辺
ビール(厳密には違うけど)が最も似合う風景
DMC-GX8 + LEICA DG 12-60mm

護岸堤の一角を陣取り、クーラーボックスから最初の1本を取り出す。
おー!滅茶苦茶冷たい。
たっぷりと入れた保冷剤がいい仕事をしている。
プルタブを開け、夏空に向かって乾杯。
キリキリに冷えたビールをのどに流し込む。
その味ときたら…

最高!!

旨い、甘い!
こんな美味いビールを飲んだのは…割と最近のような気もするが、こんな夏空の下、スポンジのように乾いた体にビールを流し込むような感覚は…先月の台湾以来か。
割と最近どころか、先月のことでした。
でもまあ、それがなければ、ン十年前の松前の浜辺以来になるだろうか。
夏+海+ビール=最高!という法則を実証できる機会は、北海道の函館という土地においてそれほど多いわけではない。
というか、むしろ少ない。
だからこそ、奇跡のような夏の日を見逃すわけにはいかないのだよ。
決して軽くない荷物を抱え、3㎞近く歩いた甲斐があるというものだ。

それにしても夏である。
アホみたいに暑いわけではないが、上半身裸でもうっすら汗ばむほど気温は上がっている。
波打ち際で遊ぶ親子連れが楽しそうだ。
夏だよなー。
ビールが進むわ。

夏→浜辺→ビールと来たらこれでしょ

夏空の浜辺の「BIGあらびきソーセージ」という名の魚肉ソーセージ
夏→ビール→魚肉ソーセージという法則
DMC-GX8 + LEICA DG 12-60mm
BIGあらびきソーセージのパッケージ
パッケージ
BIGあらびきソーセージのケーシング
ケーシング

理由を知る由も知る気もないが、自分の頭のなかには夏→海→ビール→魚肉ソーセージというシークエンスが出来上がっている。
けっこうガチなヤツだ。
で、今回も例外ではなく、浜辺近くのローソンで「あらびきソーセージ」を買う。
あらびきソーセージなどと謳っているが、なんてことはない、ただの魚肉ソーセージだ。
このあたりの胡散臭さ安直さがまた夏の浜辺っぽくていい。

あっという間に宴は過ぎて

滞在時間は正味1時間半くらいだろうか。
14時3分のバスに間に合うべく帰路に就く。
前を行く女の子の2人組の、むき出しの脚が眩しい。
19歳くらいか?
往路のバスで一緒だった娘たちだ。
浜では隣に座っていたな。
行動パターンがまったく同じというのが笑える。

石田文具前バス停と夏空
石田文具前バス停と夏空
DMC-GX8 + LEICA DG 12-60mm
車内に貼られた、モーターのみで駆動することの但し書き
亀田支所前で乗り換えたバス モーターのみで駆動するタイプらしい
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亀田支所前から自宅に向かうバスの後部座席から見た車内
「旅」の余韻を楽しみながら帰路に就く
DMC-GX8 + LEICA DG 12-60mm

いい時間を過ごすことができたと思う。
最高のビールの記憶がまたひとつ増えたことは間違いない。
そう思いながら、夏の一日の余韻を楽しみながら、バスに揺られ、あっという間に小さな小さな旅が終わっていった。

やっぱり夏と言えば海とビールと青空だよな!

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