ハンバーグ(ライス・サラダ付)1,100円税込をいただく
本日の昼食は湯川3丁目のレストラン「エル・アペティ」。いただくのはもちろんハンバーグだ。
エル・アペティといえば松倉川のほぼ河口、湯の川の熱帯植物園ほぼ向かい。海水浴場があった頃は、夏ともなればかなりの賑わいを見せた界隈で、昨今ではインバウンドの観光客も少なくない。
撮影に来たことも度々で、何度店の前を通り過ぎたことか。だいぶ昔から気になってはいたが、ようやく訪れることが出来た。というか訪れる気になった。エル・アペティでハンバーグランチ! いやー楽しみだわ。
伺ったのは12時ちょっと前。注文後10分ほどでサラダが、その3分後にハンバーグがサーブ。ハンバーグの厚さを考えるとなかなかのスピード。ちょっと感心する。
第一印象は素直に美味しいハンバーグ。
近頃では少数派の、ほどよくしっかり塩味の効いたパテ。つなぎ感もしっかりあるが、多すぎ過ぎず少な過ぎずのバランスがジャストミート。洋食屋の王道的ハンバーグといった貫禄さえ漂う。
きっちり練ってあるパテは肉の旨味が充分に引き出されていてハラショー。ナイフを入れるとしっかりとした弾力が返ってきて、崩れることなくキレイにカットされる断面が小気味良い。
良い仕事してまっせ。
肉汁ドバーといったタイプではないが、噛みしめると思いのほかにじみ出る旨味に、口の中が幸せで満たされる。これでいいのだ。肉汁が溢れるは口の中。皿の上で溢れてどうするのよなのだ。
ソースはデミグラス+多めの生クリーム。トロミは少なく塩加減も控えめの濃茶色のソースで、小麦粉を軽く焦がしたブラウンソースのような香ばしさと苦みが特徴。
なお、後でそのことをご主人に伝えたところプンプンと怒り出す。
ソースが焦げてるだと!べらんめー!ということのようだ。
香ばしくて美味しい個性的なソースと誉めたつもりなのだが…まあいいか。美味しいと言う事実には間違いないわけだし。
ということがありました、まる。
付け合せは温野菜3種。ニンジン、ブロッコリー、さつまいもという組み合わせが珍しい。パテに比べるとボリューム控えめで、出来ればもうちょっとサイズアップして頂きたいところ。
サラダはレタスベース。盛り付けが綺麗。小さくダイスカットされたパプリカが良い感じ
御飯はもう少し頑張って欲しいと思った。
米粒が些か潰れ気味で、ぷっくりもっちり感に欠けていたのが残念。
南向きの大きな窓から差し込む陽差しの明るい店内。
客足は途切れず談笑の声も途切れずで接客も明るく、とても気持ちよく食事を終えることが出来た。感謝感謝。
ひとつ残念なのは禁煙ではないこと。
すぐ隣の席から流れてくるタバコの煙で、せっかくの美味しいハンバーグが、いっときとはいえ台無しになってしまった。ここはぜひ何とかしていただきたい。
駐車場は店の横に数台分。
砂浜からほど近く、良く晴れた日には津軽海峡の向こうに、大間の海岸線と風車がくっきりはっきりと見える。
エル・アペティー
〒042-0932 北海道函館市湯川町3丁目2−3
0138-57-8841
11時00分~14時00分/17時00分~20時00分
定休日:木曜日