2018年2月23日 友人の送別会にて
2月ももうすぐ終わるというのに、相変わらず大雪の函館。
冬は絶好調で、春は近づく気配すらない。
直進することさえままらない氷雪のデコボコ道をなんとか進み、Oくん(♂)の車で本町の「Ratna」に辿り着いた時は午後8時近く。
当初予定の1時間オーバー、修正予定の30分オーバー。
この町の劣悪な除雪態勢を考えれば、まあ、上出来な部類だろう。
遅れてくるOさん(♀)を除いた4人で、まずは宴がスタート。
本日はSくんの送別会。
ごくごく内輪の、カタチではない、心からの夕べである。
初めて訪れた「Ratna」だが、予約時の対応から、車椅子へのフォローを含め、スタッフの好感度は高め。
その口で「けっこうボリュームあります」と宣われたら、そりゃもう期待するしかないでしょう、料理。
と、いささかハードル上がり気味で登場したファーストサーブだが…うん、一体どうしたんだい?
ムール貝少ない、イモ少ない、マリネ少ない。
少ない少ない。
とにかく少ない。
というか、なんで、枝豆をサヤごと炒めるの?
ムール貝って、ふつうボウルに山盛りがデフォじゃないの?
などという疑問系シャウトを心に封印しつつ「美味しい。」を連発する。
まあ、美味しいのは事実だし。
思うところを吐露して雰囲気壊すのもなんだし。
イカゲソフライを添えたサラダ。
ナントカサラダというらしいが、ナントカが思い出せない。
というか、そもそも憶える気もない。
イカゲソはキライじゃないが、ハレの日の食材としては、イカがなものか。
食べた記憶、ほとんどないのがこれ。
美味いとか美味くないとか、それ以前の話しだ。
口にしたのは確かなのだが、とにかく印象がティッシュペーパー並みに薄い。
ゲソフライの方が遥かに記憶に残っている。
これって、どういうことなんだろう?
イベリコ豚は美味かった。
調理方法はいたってシンプル。
それゆえ、素材の良さが際立っていた。
イベリコ豚おそるべし。
イベリ子豚ではないからね。