午後、初秋を飾るに相応しい、青く晴れ渡った空に誘われ、チャリでグルメサーカスに向かった。
目当てが特にあったわけでもなく、ただ何となくフラフラと。
夏の名残が色濃い街を眺めながら。
が、それがかえって良かったのかも知れない。
少しだけだが、いつもより楽しい時間を過ごすことできた
13時半頃、会場到着早々、行列と遭遇。
なんだろうと思ったら、シャシリク(ロシアの串焼き)を待つ人々だった。
主催はユジノサハリンスク市(日本ユーラシア協会函館地方支部)。
行列といっても10人ほどだが、例年、行列ができたという記憶が、ワタシにはない。
美味いものにありつける予感がビンビンだ。
ためらうことなく行列最後部に並ぶ。
このチャシリク、味もボリュームも納得の一品だった。
ガーリックの利いたタレに漬け込んだ赤身肉。
霜降りの対極に位置する部位だが、ワタシ的にはこっちのほうが好きだ。
適度な噛み応えと、染み出る肉汁のアクションが小気味よい。
あ、今オレ、肉食ってる!的なエネルギーが全身に降り注がれる。
ビバたんぱく質!