明日、函館を発つ。
スッキリサッパリ旅立てる心境とは言いがたいが、まあ、気持は徐々に切り替えつつある。
準備も万端だ。
…万端のはずだよな。
3年のブランクとさまざまな出来事
考えてみると、3年ぶりの海外旅行だ。
言葉にしてみたら、思ったよりブランクが長い。
2年前の台湾旅行ドタキャン。
昨年の父の死。
今年のドタバタ。
あらためて考えると、随分といろいろあった。
今回の旅の前に、人生という旅をなんとかしたかったが、まあ、それもまた人生ということで、精一杯楽しむことにしよう。
さあ、ギヤチェンジだ。
今回の携行品はいつもと少し違う
今回の旅にあたっては、今までの反省点を踏まえ、いくつかの改善プランを実施した。
なんて、大げさな。
なんてことはない、あれ持ってくれば良かった、これ持ってくる必要なかったという経験に基づく、携行品の見直しと、秋田旅行で洗い出したカメラ・モバイル機器の問題点改善を行ったという話である。
すなわち、
カメラの予備バッテリを2基用意したこと。
モバイルバッテリを2台用意したこと。
データバックアップ対策としてポータブルHDDを用意したこと。
食品保存対策としてサランラップを用意したこと。
切れない包丁対策にシャープナーを用意したこと。
ゴミ袋兼バッグ内クッション材としてスーパーのポリ袋をがっつり用意したこと。
室内ウェア兼クッション材として使い捨ての激安ジャージ下を用意したこと。
スマホ活用の保険としてモバイルWiFiルーターを用意したこと。
万が一に備えて、別途GPSを用意したこと。
あと、ミラノとスイスの気候を考慮して携行ウェアを吟味したことである。
大きく変わったのは撮影スタイルと…
何と言っても変わったのはカメラだ。
今まで、旅行用の撮影機材と言えばNIKONのデジ一。
D70に始まり、D300、D90、D7000。
なんてことない、仕事兼プライベートの標準スタイルである。
重さ・大きさなど二の次。
標準ズーム用1台、望遠ズーム用1台の計2台をを首からぶら下げ、専用のGPSユニットで位置情報を記録しつつ、とにかく撮りまくった。
コンデジ、ミラーレス一眼なども携行したが、あくまでサブカメラとしての位置付け。
メインはあくまで一眼レフである。
それが、今回のメイン…というか、サブなしなのでそれがすべてなのだが、撮影機材はLUMIX GX8というマイクロフォーサーズのみである。
メインレンズはライカの12-60mm。
サブはF1.7のパンケーキだ。
位置情報はスマホのGPSロガーアプリで記録。
秋田旅行でだいぶ習熟&問題点洗いだしを行ったが、今までとの違いが多く、慣れるまけっこう大変だったが、慣れてしまえばこっちのものである。
レンズが良い、手ぶれに強い、たたずまいが良い、何より画質が良い。
欠点も少なくないが、今では、すっかりこれがメインカメラだ
などと書いているうちに、なんだか前向きな気分になってきたような気がする。
時の流れは変えられないが、自分をかえることはできるんだよね。
なので、旅を楽しむとしよう。
人生を楽しむとしよう。