やきとり居酒屋最終兵器=寺さんだった
晩飯を兼ねて宿近くの居酒屋「寺さん」へ。
結論から言うと最終兵器寺さんマジ最強。美味しさとコスパにおいてチョモランマ。
焼き鳥居酒屋クエストの最終ステージ、キング・オブ・ラスボス=寺さんなのであった。
いただいたのは、
・砂肝250円(3本)塩
・レバー250円(3本)タレ
・特タン350円(3本)塩
・生ビール(黒ラベル)450円
・清酒一合(燗)300円
以上1600円、しかも税込。
今まで対峙してきたラスボス(やきとり屋)がちっともラスボスがじゃなかったという衝撃。そんな一大事を当たり前のように享受しているジモティーへの羨望と嫉妬。
さらに、なんでオラが町(HAKODATE)にないんだー!という嘆き。
串焼きを頬張り、冷たいナマで喉を潤す度、生きてて良かったー!という喜びに浸りつつ、何で今まで出会わなかったんだろうという恨み辛み。
いろんな思いがグチャグチャに混じり合って、とりあえず精神的にガッツポーズ。心の中でタリホーと叫んでみた。
砂肝の鮮度、ジューシーさ、甘さ。マーベラスもほどがある。
カリッと焼き上がった表面と、トロッと濃厚なレバー。こんなに美味くて安くてスミマセン!
特タンの旨味とコクと歯ごたえの素晴らしさ。それをブーストする脂の美味しさ。これほど美味くて一串税込およそ80円。神のコスパにひれ伏せ!
やきとりクエストで、これ以上のお店に出会える予感がしない。というか金輪際ないだろうと思う。最終兵器「寺さん」の名は伊達じゃない。
特筆したいのが営業時間。こちらのお店は14時開店。飲んべえの味方もいいとこだろう。
それでいて値段はリーズナブルというよりメッチャ奉仕価格でしかも税込。
接客は心地よく活気があって楽しくて、お一人様にもやさしい。
まさにザ・キング・オブ・YAKITORIである。
難点は自宅からちょっと遠いこと。
あと250kmほど近くにあればエクセレントだが、このくらいの距離、北海道人にとってはぜんぜんノープロブレム。
近くに寺さんがない場合、最も適切なソリューションは「こちらから出向く」である。
雪が解け、草花が一斉に芽吹いたらもう一度二度以上それ以上訪れたい。
小樽の街と寺さん、そしてその愉快な仲間たちとの再会が楽しみである。
などと思いいつつ、ほろ酔いで歩く残雪の裏路地なのであった。
寺さんを出て、ほろ酔いで宿へ戻る。
やたら滑る坂道に難儀しながら、もうすぐ訪れるだろう季節の気配を感じる。
北海道の春はマジで遅いんだよね。
でも、なんだかとても良い気分だ。
寺さん
〒047-0024 北海道小樽市花園3丁目2−8
0134-27-1158
14時00分~22時00分
定休日:月曜日