ミラノ旅8 トラムに乗りまくる

目を覚ますと部屋が明るい。
時計を見ると午前8時。
イタリアはサマータイム。
日本で言えば、朝6時頃だろうか。
日の出が遅く、日の入りも遅い。
だからと言って、遅く起きる理由にはならないけど。
まあ、遅く起きたのは飲みすぎたせいだ。
飲みすぎたのはワインとチーズが美味すぎたせいだ。
ワインとチーズが美味いのはイタリアのせいだ。
つまり、イタリアにいるからである。
不可抗力ってやつだな。
そういうことにしておこう。

本日はトラム乗りまくり撮りまくり

専用軌道を走る5番線
専用軌道を走る5番線

午前11時。
昨日の夜とほとんど変わらないメニューの朝食を作り、朝の儀式もろもろを済ませ、ようやく街に飛び出した。
休日の朝って感じがイタリアン。
などと自分に言い訳しつつ。

まずは、中央駅地下の売店で1日乗車券を買って、駅西側のトラム乗り場へ向かうことにする。
特にお目当の場所があるわけではない。
路面電車に乗りまくって、良さげな撮影ポイントを見つけたら降車。
歩きながら、トラムと街の風景を撮りまくるという、いつものパターンだ。
ところで、一日乗車券、せっかくイタリア語で「Vorrei un abbonamento giornaliero.」というフレーズを覚え、張り切って売店に向かったら、「One day ticket 4.5 EURO」という張り紙が。
結局、英語で購入できたというか、してしまった。
ラッキーなのか、アンラッキーなのか、微妙なところだ。
せっかく覚えたのだから、今度別の売店で試してみようか。

とりあえず乗ってみた

まずは5番線に乗ってみる
まずは5番線に乗ってみる

中央駅の電停は3箇所あるが、まずは西側の路面電停から旧市街方面を向かうことにする。
まずは終点を目指し、途中、良さげなポイントで降りて撮り歩く。
リスボン、クラクフ、イスタンブール、サラエボでもそれでOKだったから、ミラノも大丈夫だろうと思っていたのだが…。
結論から言えば、とんでもなく甘い考えだった。
それが、どのくらい甘かったか…詳しくはのちほどアップ予定とさせていただく。
明日早朝、スイス行きの列車で初アルプスの予定だ。
現在23時30分。
酒は飲まずに寝ることにしよう。