一晩明けた空は、昨日の天気ー超土砂降りの道南、どよーんとした苫小牧が嘘のように明るく青く、デッキに出ると、秋なのに夏モード全開の日差しが容赦なく降り注ぐ。さぞかしビールが美味いだろう。
とはいえ、早朝からビールを飲む気にはさすがになれず、おとなしく朝食をとる。
内容は普通に朝食バイキングj。
特にどうということもない内容だが、船上で海を眺めながらの食事は一味も二味も違う。
仙台はほぼ真夏で、容赦無く日が降り注ぐデッキで出港風景を眺めながら飲むビールが最高だった。
展望風呂に部屋風呂にカラオケに昼飲み夜飲み、綺麗な星空を眺めながらデッキで深夜飲みなど、船旅は当初の予想以上に快適かつ楽しくて、すっかりダメな大人になってしまったようだ。船の装備も予想以上に素晴らしく、特にバス・トイレ・冷蔵庫付きの部屋は快適極まりない。]
予想以上というか以下、それも相当に以下なのが有料の「太平洋フェリーWiFi」。
スマホは使えるがMacbookが使えない。
どちらも無線LANにはつながるのだが、Macbookがインターネットに接続できない。初回のWiFi接続後にブラウザで開くとログイン画面が出て、そこで認証して初めてネットにつながる仕組みだが、これがShit。
Macはどのブラウザで開いてもログイン画面が出てこない。キャッシュをクリアしてもダメ。1アカウント1機器かもしれないと思い、ぼったくりじゃねーかと思いつつ背に腹は変えられず、もう一つ有料アカウントを作ってMacでアクセスしてもダメ。WiFiには繋がってもブラウザでログインページが開けない。
他にもログアウトしたあとの再ログインがめんどくさい上に遅い。接続速度も遅いことに加え、それらの評価とアナウンスが徹底されていないとしか思えず、つまるところお粗末なサービスと言わざるを得ない。
それでも船旅は楽しい
とはいえ、水平線に沈むゆく夕日を眺めていると、そんな些細なこと、割とどうでもよくなってしまう。