もはや昼飯ではないし昼呑みでもなかった
地下鉄すすきの駅の改札を出たのは14時半過ぎ。
とりあえず地上に出たものの、降り始めた雪に出鼻をくじかれる。何てこった。
などと言いつつ、ほぼほぼオートマティックに地下街へと向かう自分に、北海道人のDNAを感じてしまう。
寒さに弱く暑さにも弱い。冬はガンガンにストーブを焚いた部屋で冷たいビール。夏はガンガンに冷房が効いた部屋で熱燗。200m以上離れた店には車で行く。それが北海道人ってもんだ。個人の感想だが。
まねき屋で遅めの昼呑み…むしろ早めの晩酌か
すすきのビル地下2階、地下街直結の大衆酒場まねき屋本店に到着したのは15時半頃。もはや昼飲みではないが晩酌には早すぎる。なんとも中途半端な。
本当はあと30分早く入店できたはずなのだが…その理由は後述。
ということで晩酌セットとさば味噌煮をいただく。
晩酌セットは19時までのサービス。
もつ煮orおでん+串カツ一本+漬物盛+生ビール+日本酒orサワーorハイボールで1,000円(税込1,100円)。
なかなか大盤振る舞いなセットだが、なんということでしょう。このセット、生ビール+日本酒だけだと思ったら、さらにサワーかハイボールがもう一杯付くとのこと。つまりアルコール3杯が可能。マジですか?
理由はよくわからないが何という太っ腹。1100円でそこまでしていただけるとは…などと恐縮しつつ肴を追加。さば味噌煮250円(税込275円)をいただく。
料理の印象を総じて言えば「居酒屋界のニトリ」。なんのこっちゃ。抜群に美味しいわけではないが、値段を考えるとどれもこれも十二分に美味しい。某ニトリよりよっぽど「お値段以上それ以上」だ(個人の感想です)。
上品な出汁が美味しいおでん。もう少し味が染みていたらマーベラスだが、この味でこの値段はご立派。満足の一品。
串カツは…ちょっとスジがあったなー。それを除けば普通に美味い。
漬物はキムチ。盛り付けが綺麗。これも普通に美味しかった。
さば味噌煮は期待以上の出来。好みとしてはもう少し薄味でお願いしたいところだが、とても美味しくいただいた。どんぶり飯にはぴったりだろう。
いずれも、お値段以上それ以上の美味しさとボリュームに満足。旨い酒と肴で楽しい時間を過ごすことが出来た。
16時を過ぎる頃、カウンターオンリー10席ほどのお店はほぼほぼ満席。賑わってますな。こんな時間から晩酌かよ…などと、自分のことは棚に上げて心の中でそっと呟く。
実はこちら店に来る直前、すぐ近くの某店でビール1杯と肴1品をいただいたのだが…残念すぎる店の対応に心がガシガシ削られシオシオのパー。恐る恐る暖簾をくぐった「まねき屋」だったが訪ねて良かった。本当によかったYO!
ご主人…と言っていいのかどうか分からないが、厨房を一人切り盛りする男性の小気味良い動きと、シャキシャキとした応対が心地よい。先だっての某店でささくれだった心が、あれよあれよ鎮められていく。酒の旨いこと、進むこといったら。
アナタは回復術士ですか?
入店直後、とある女性スタッフの接客にちょっと違和感を感じたものの、店を出る頃にはノープロブレム。件の女性の応対も柔軟剤でも飲んだようにすっかり柔らかく.…なったような気もする。人間万事塞翁が馬だ。
いずれにせよ、とてもスッキリ楽しく飲み食いできて感謝感謝である。
ありがとうございました。
残念なお店が残念だったこと
さて、まねき屋を訪れる少し前、実は別の店で一杯いただいていたのだが…シベリアの絶対凍土(ツンドラ)のような客あしらいに身も心も冷え冷え。さめざめと退散を迫られる羽目となった。まさにツンドラ。ツンデレだったら良かったのに。
あまりのツンドラぶりに生ビールとスパゲッティサラダを頼んで早々に退散したのはいいのだが、あとで生ビールの写真を見てビックリ。なんとまあ泡の多いこと…。
後日談だが、別の店で似たような対応をされ、めでたく人生で都合3回めのツンドラ店を数えることができた。4度目はないと思いたい。
おそらく店には店の言い分があるのだろうが、それが何かが分からない。なので4度目の遭遇に戦々恐々である。
もしツンドラ店に遭遇したら、今までどおり「何も言わない」「顔色を変えない」「早々に退散する」で対応。また、どういう理由があろうとも「一方的な非難」はしない。もちろんネットなどにアップもしない。沈黙を貫く。それがポリシーだ。
…ポリシーなのだが、こちらの体験は某所にそっとアップさせていただいた。もちろん一方的な非難にならないよう充分に配慮をした上、グチ程度に収まるよう…言い訳がましいな。書いてしまったものは仕方がないさ。でも、他については原則スティーブン・セガール。沈黙を貫く所存だ。まあ、これからはポケットに清めの塩でも忍ばせておくとしよう。
残念な店との残念な出会いはとても残念だが、素晴らしい店との素晴らしい出会いは大変素晴らしく、しかも思った以上に多いというのが嬉しい。ツンドラ店とのツンドラ名思い出はサッパリ忘れ、素敵なお店との出会いで、スッキリ爽やかに上書きするのがベストソリューションだろう。
大衆酒場まねき屋 本店
〒064-0804 北海道札幌市中央区南4条西3丁目すすきのビル地下2階
011-520-9559
15時00分~22時00分
定休日:なし