早春の小樽札幌巡り4 小樽から札幌へ

2020年3月23日のタイムライン 小樽から札幌まで車で移動
2020年3月23日のタイムライン

昨晩買った弁当で朝食を

←前回「#3 寺さんで極上のやきとりを」

U5Rで迎えた朝。昨晩生協で買っておいた見切り品弁当をいただく。
「雑穀ご飯のからだ想い弁当」税込380円。
ハラショー!
50円引きのシールが誇らしい。
彩りも良く味も悪くない…どころじゃなく普通以上に美味かった。
このクォリティの弁当がこの値段で買える国って他にないと思う。
日本のスーパーマーケットってホントにスゲーと思う。

生協で買った「雑穀ご飯のからだ想い弁当」 DMC-GX8 + LEICA DG 12-60mm
雑穀ご飯のからだ想い弁当
 DMC-GX8 + LEICA DG 12-60mm
生協で買った「雑穀ご飯のからだ想い弁当」398円税別 50円引きで税込430円 DMC-GX8 + LEICA DG 12-60mm
雑穀ご飯のからだ想い弁当430円税込
 DMC-GX8 + LEICA DG 12-60mm

さらば小樽、さらばU5R

朝食を終え、一日だけお世話になったU5Rを出る。
ものすごくフレンドリーでホスピタリティ溢れるナイスガイなオーナーだった。
ありがとうございます、お世話になりました。

小樽駅界隈から少し距離はあるが充分徒歩圏。
周囲には「寺さん」など、ディープな小樽を満喫できるスポットも多い。
内装も洒落ていて清潔で価格は超リーズナブル。
とても良い宿だと思う。

それにしても安かった。
コロナ禍というのもあるのだろうが、それはもうとっても。
Booking.comで予約したことも大きいんだろう。
近頃は国内予約でもBooking.comを使うことが増えたなーと思う。
じゃらんや楽天トラベルって、最近ほとんど使ってない。値段が違いすぎるんだよね。2~3割安いってのもザラだし。
でも、さらに安いAgodaやExpediaを使う気にはならん。
特にEXPEDIAはアカンやつだ。台湾旅行で懲りた。
Agodaは使ったことがないから分からないが、安すぎて不安になる。

U5Rの客室 DMC-GX8 + LEICA DG 12-60mm
U5Rの客室
 DMC-GX8 + LEICA DG 12-60mm
小樽のプチホテルU5Rの客室 DMC-GX8 + LEICA DG 12-60mm
U5Rの客室
 DMC-GX8 + LEICA DG 12-60mm
U5Rのバスルーム DMC-GX8 + LEICA DG 12-60mm
U5Rのバスルーム
 DMC-GX8 + LEICA DG 12-60mm
小樽のプチホテルU5Rの外観 DMC-GX8 + LEICA DG 12-60mm
U5Rの外観
 DMC-GX8 + LEICA DG 12-60mm

気持ちよく滞在できたU5Rだが、残念な点が2つほど。

ひとつはコンクリート打ちっ放しの床。
冷え冷えとしていてスリッパ越しにも冷たさが伝わってくる。靴下だけ、まして素足では到底部屋に居られない。シャワーを浴び、バスマットで足を拭いたあとはの居場所はベッドの上オンリー。足元が冷たすぎて椅子に座ることができないのだ。寒いよ-。
できればフローリングにしてからカーペットを、無理ならばせめてカーペットだけでも、ぜひともお願いしたい。

もうひとつはトイレ。
新しくて綺麗なのだが、なんと吃驚、ウォッシュレットではなかった。
よもや日本で、それも真新しい建物で非ウォッシュレットに遭遇するとは思ってもいなかった…。

オーナーの人柄の良さとフレンドリーなホスティングが素晴らしかっただけに残念さが残念でならなかった。ぜひとも改善を期待したい。

朝里で寄り道しつつ札幌へ向かう

この日の宿、札幌第一ホテルへと向かう道すがら、朝里駅、正確には朝里駅そばの「あさり家」に立ち寄る。知る人ぞ知る名物「鯖の燻製棒寿司」手に入れるためである。
開店は9時だからスケジュール的にもノープロブレム。余裕でゲットさ!とルンルンで車を走らせたのだが…お約束の法則が発動。

残念!定休日でした!うわははは!

というわけで、とりあえず写真を撮って気を鎮めた。
鎮魂の2ショットである。

浅利駅へ向かうJR北海道普通列車 NIKON D500 + TAMRON 70-210mm
浅利駅へ向かう普通列車
 NIKON D500 + TAMRON 70-210mm
朝里駅近くの海岸 DMC-GX8 + LEICA DG 12-60mm
朝里駅近くの海岸
 DMC-GX8 + LEICA DG 12-60mm

札幌第一ホテルに到着

12時ちょっと過ぎ、札幌第一ホテルに到着。
チェックインにはかなり早いが、特別に部屋へ通してくれた。
いつもいつもスミマセン。

こちらのホテルには何度もお世話になっている。
設備はちょっと古いが、清潔で綺麗。スタッフの皆さんもナイスガイ&レディで心地よく。部屋は広くて朝食は「非常」に美味い。異常に美味いといっても神様は許してくれると思う。
すすきの中心部から少し離れているが充分に徒歩圏内。だいぶ酔っ払っても、ちゃんと歩いて帰ってこれる。あと何よりも駐車料金が群を抜いて安いというか、ちょっと前までは無料だったんだよね。何という太っ腹。
ほんと、リーズナブルでとても素晴らしいホテル…だった。
残念ながら過去形である。

札幌第一ホテルの外観 DMC-GX8 + LEICA DG 12-60mm
ホテルの外観
 DMC-GX8 + LEICA DG 12-60mm
札幌第一ホテルの客室 DMC-GX8 + LEICA DG 12-60mm
札幌第一ホテルの客室
 DMC-GX8 + LEICA DG 12-60mm
札幌第一ホテルの客室 デスク回り DMC-GX8 + LEICA DG 12-60mm
客室のワークスペース
 DMC-GX8 + LEICA DG 12-60mm
札幌第一ホテルのバスルーム DMC-GX8 + LEICA DG 12-60mm
バスルーム
 DMC-GX8 + LEICA DG 12-60mm
札幌第一ホテルのベッドサイドデスク DMC-GX8 + LEICA DG 12-60mm
ベッドサイドデスク
 DMC-GX8 + LEICA DG 12-60mm
ベッドサイドスクのUSB充電ポート DMC-GX8 + LEICA DG 12-60mm
USB充電ポート
 DMC-GX8 + LEICA DG 12-60mm

札幌第一ホテルが閉業すると知ったのは夏も近づいた頃。
そして2020年夏、骨折して入院してる間に、この素敵なホテルはその歴史に幕を下ろした。
最後にもう一度訪れたかったなー。

コロナ禍の影響が大きかったと思うが、それだけではないだろう。
オリンピックを前にした競合ホテルの林立。ただでさえ体力が弱っていたところにコロナのダメ押しという感じか。他人事ではないだけに本当に残念というか悔しい。
さようなら札幌第一ホテル。

昼飯を求めてボヘミアン

2020年3月23日のタイムライン びびび食堂、まねき屋などを地下鉄と徒歩で回る
2020年3月23日午後のタイムライン

13時少し前にホテルを出て地下鉄東西線二十四軒駅へと向かう。
目指すは駅にほど近い「びびび食堂」。
なんともアレなネーミングだが評判は悪くない。それどころか事前調査ではかなり良い。
安くて美味くてボリュームたっぷりの海鮮食堂ランチに期待値MAX。

定休日チェック、クリア!
営業時間チェック、クリア!
あとは何を食べるかだけ!
そんなことビールを飲みながら考えればいいさ!
ヒャッハー!

などと、足取りも軽くびびび食堂に向かったのだが…。

札幌市中央区北11条西21丁目1−1 閉店した「びびび食堂」の店内 DMC-GX8 + LEICA DG 12-60mm
びびび食堂の店内
 DMC-GX8 + LEICA DG 12-60mm

お約束の法則またしても発動!

店は開いているのだが誰もいない。
なんだかすごく嫌な予感がする。
「悪いことが起きる可能性があるときは必ず起きるんだにょん。」
マーフィのニヤけた笑いが瞼に浮かんで腹立たしい。
10分ほどして降臨あそばれたご主人にすがってみたが、コロナ禍のご時世につき早仕舞いをしてるんだゴメンねーとのこと。
そんな情報ググっても出てこねーよ…腹減った。

とにかく次の店を探さなくてならない。
時刻はすでに13時40分を回った。急がなければ。
嫌な予感5割増しだが…とにかく次の店へと歩き始めた。

かくして昼食を求めて彷徨うボヘミアンと化したのであったが…。
やっぱり、ついていない時はとことんついていないんだよな。

昼飯を求めてススキノへ…もはや昼飯じゃないし

地下鉄すすきの駅の改札口 DMC-GX8 + LEICA DG 12-60mm
すすきの駅の改札口
 DMC-GX8 + LEICA DG 12-60mm
すすきの交差点を行く札幌市電 DMC-GX8 + LEICA DG 12-60mm
すすきの交差点を行く札幌市電
 DMC-GX8 + LEICA DG 12-60mm
すすきの電停を出る札幌市電1100形シリウス1102号車 DMC-GX8 + LEICA DG 12-60mm
札幌市電1100形シリウス
 DMC-GX8 + LEICA DG 12-60mm

ススキノに着いたときはすでに14時半を回っていた。もはや昼飯じゃない。
腹が減っていたが、ガッツリ食うと晩飯の楽しみがなくなってしまう。
ならばと思いついたのが昼呑み。ほどよく食べてほどよく酔える。ちょっとしたらまた飲めるし。なんと素晴らしいアイデアだろうかオレ天才!
その時はそう思っていたのだが…。

さらなるマーフィの法則発動で、またまた予定が狂うことなど、ちょっとだけあるかも知れないとはないとは思わったが、本当にあるとは金輪際思わなかった。コンチクショー。
ついていない時はとことんついていないものである。

続く「#5 まねき屋で遅めの昼呑み」→