ミラノしてます 4日目 その1

 

ミラノ4日目の朝 空気が少しひんやりして来た
ミラノ4日目の朝 空気が少しひんやりして来た

えーと、きょうは日曜日だったな。
ヨーロッパじゃ休みの店が多い。
などと考えながら起床。
7時半を過ぎたが、それにても空が暗い。
窓を開けると、少しだけ空気がひんやりしてる。
もう10月だしな。

ともあれ、まずは朝食。
なかなか減らない食材もこれで最後だ。
毎日、同じメニューじゃさすがに飽きるし。
今日から外食を増やすことにしよう。
などと考えつつ、残りもので簡単に済ます。

 

日曜の朝の簡単すぎる朝食と舞台裏
日曜の朝の簡単すぎる朝食と舞台裏

今日はどうする?

さしあたってはランチをどうするか。
ミラノ風カツレツの店にでも行くか。
それで昼からワインってのも悪くないな。
そのあとトラムに乗って、気が向い場所で降りて、ぶらぶら歩きながら写真を撮って、適当なカフェで休んで、気が向けばブログアップでもしようか。

などと考えてる間にも時間は過ぎて行く。
なんだかんだで10時を回ってしまった。
まずは街に出て、ぶらつきながらアイデアを考えるとしょう。

などと言ってる間にも時間は過ぎて行く。
身繕いに食器洗い、筋トレとストレッチ。
なんだかんだ済ませていたら、すっかりと遅くなってしまった。
結局、アパートを出たのは11時過ぎ。
もう昼じゃん…まあ、いいか。
薄手の上着をコーデュロイジャケットに変え、気温がめっきり下がり始めたミラノの街へ繰り出した。

ランチはトラムに乗りながら考えよう

9番線に乗りながら考えよう
9番線に乗りながら考えることにする

カフェでじっくりプランを練るという選択肢もあったが、先日乗った9番線トラムのルートがどうにも気になって仕方がない。
なので、トラムに乗りながらプランを立てることにする。
まあ、さしあたってはランチだな。

というわけで、まずは中央駅のTabacchi(タバッキ)に向かう。
地下のタバッキ(以下地下タバ)はバリ混みのことが多いので、今回はプラットフォーム階のタバッキで一日乗車券を購入することにした。

One day ticket,please.

地下タバ同様愛想のないオバチャンに、地下タバ同様、英語で「One day ticket,please.」と伝え、5ユーロ50セントを渡す。
1日乗車券は4.5ユーロ。
ちょうど1ユーロおつりが来る計算だ。
オバチャンが「One day ticket?」と聞き返すので「Yes,one day ticket.」と返す。
OK、ノープロブレムだ。
チケットと釣り銭4ユーロをオバチャンの仏頂面とともに受け取り、9番線のトラムストップに向かう。
さあ、何を食べる?
どの店にする?
どういうルートでたどり着く?
そのあとどうする?
実は何かがおかしかったのだが、頭の中はすでに今日のプラン、ランチのことでいっぱい。
そんな状態なものだから気づく由もない。
スイスの教訓はまったく生かされていない、まったく。
結局、おかしな事が何か、ちっとも気づく事なくトラムに乗車する、ハッピーなワタシであった。

9番線に乗って

9番線、7番線用車両 全席クロスシートである
9番線、7番線用車両 全席クロスシートである

9番線のトラムは最新型の連接車。
いわゆるノンステップ車両で、9番線、7番線に使われている。
その鮮やかなターコイズブルーのクロスシートに座るや、スマホを取り出し、先ほどチェックしておいたランチ情報にアクセスする。

余談だが、9番線に旧型車両は走っていない。
ようやく分かったのだが、ミラノの路面電車は、どうやらラインによって使う車両が決まっている。
逆に言えば、車両を見ると、そこが何番線なのか、ある程度わかるということだ。
ある程度というのは、33番線、5番線、1番線のように、まったく同じボギー車を使っている路線もあるから。
ミラノのトラムは、とにかく路線が複雑で、地図にない路線(廃線もしくは非営業路線)まで存在する。
とてもじゃないが、滞在中に全線を辿ることはもちろん、全タイプ車両に乗ることすら無理かもしれない。
いや、無理だろう。

ランチはミラノ風でいこう

ともあれ、さしあたってはランチだ。
食べるものは大体決まった。
ミラノ風カツレツ、ミラノ風リゾットのいずれか。
ミラノ風リゾットは、店によってはオーソブッコとのセットの場合があるようだ。
候補の店をピックアップし、日曜休業の店を除外する。
このフィルタリングで、けっこうな店が脱落。
仕方がない。
ここはミラノでイタリアでヨーロッパだから。
近年、日曜営業の店も増え続けているようだが、当然のようにお休みする店も少なくない。
路面電車だから、シャッターを閉めた店がよく分かる。
みんな休んでやがるまったく。

リストランテ・サバティーニに決める

路面電車に乗りながらスマホで店選び。
いくつかの候補の中から、日曜営業かつ評判良さげかつ9番線電停から近い店、リストランテ・サバティーニをチョイス。
ちょうど、これから停まるP.ta Venezia電停から、徒歩数百メートルほどという偶然。
これは行けということだな。
というわけでリストランテ・サバティーニへ向かう。

リストランテ・サバティーニの外観
リストランテ・サバティーニの外観
これぞミラノのミラノ風カツレツ でかい
これぞミラノのミラノ風カツレツ でかい
食べ終えて一休み 食べすぎて動きたくない
食べ終えて一休み 食べすぎて腹がパンクしそう 頭もパンクしそう

このレストランの詳しい感想・食レポについては、あとでアップの予定だが、美味しいと思うが、コスパが悪すぎるという印象。
無愛想では決してないが、なぜだか、あまりフレンドリーな感じもしないし。
フィレンツェでの印象が良すぎたんだろうか。
コペルト(写真手前のパンとグリッシーニ)もひどい。
無料じゃないこと、一切れでも手をつけると1皿全額取られることは知っていた。
知ってはいましたよ。
だからって、パサパサに乾燥したパン一切れに3ユーロ?
これ全部で3ユーロってのもひどいが、一番小さい1片が3ユーロ、日本円で400円弱だと?
せいぜい2ユーロでしょ、美味しければ。
1ユーロだって払いたくないがルールはルール。
仕方がないと分かっているが、どうにも腹の虫がおさまらない。
腹はパンクしそうだが、頭もパンクしそうだ。

美味しいと思うけど、これでトータル4000円弱の内容とは。
ぜんぜん納得できませんサバティーニ。
2度目ないでしょうフォーエバー。

Ristorante Sabatini
http://www.ristorantesabatini.com/

ピザでリベンジ

昼飯で失敗したので、晩飯は近所のピザ屋Pizza Bigへ。
口コミも悪くないが、なにより、いつも満席なのをこの目で見ているので、期待が持てる。
開店が19時とちょっと遅めだが、その頃には腹も腹の虫も収まっているだろうし、ちょうど良い。
というわけで、19時過ぎ訪問。

Pizza Bigの外観 平日はテラス席も賑わっている
Pizza Bigの外観 平日はテラス席も賑わっている
恐ろしいくらい種類がある
恐ろしいくらい種類がある
開店してすぐの状態 このあた急に満席となる
開店してすぐの状態 このあた急に満席となる

種類が多すぎて迷うところだが、ここは定番のマルガリータを注文。
ビールを飲みながら待つこと数分、現れたのは巨大な円盤だった。
やばい。
40cm…はないか、でも30cmはゆうに超えている。
これ、どう考えても2人分だろ。
と思ったが、隣のテーブルの、上品そうなご婦人も同じサイズを食べている。
嘘だろ。
食えるかな?
と不安を抱きつつナイフで一切れ(イタリア人はナイフとフォークで食べる。手づかみで食べる人をみたことがない)。
あれ?
なんという生地の薄さ。
なのに、なんというモチモチ感。
焦げたところの、なんというカリカリ感と香ばしさ。
それと、チーズとトマトソースの美味さ。
見た目よりずっと軽やかで、腹にズシンとこない。
これはいけるかも。
ナイフでカット、フォークで口に、ビールでフィニッシュ。
結局、このリズムでペロっといっちゃいました。

絶対食べきれないと思った巨大さ
絶対食べきれないと思った巨大さ

これで11ユーロ、つまり1500円くらい?
う〜ん、やっぱり安いとは思えない。
でも、これ為替レートの問題で、ユーロで考えるとちょうど1000円くらいの感覚なんだよな多分。
まあ、サバティーニに比べるとずっとマシか。
スタッフの感じもすごく良かったし。
そういえば、ミラノでフレンドリーな雰囲気を感じたのは、この店が初めてかもしれない。
イタリアに来たという実感を、少しだけ味わうことができた。
ご馳走さまでした。
また来ようかな?

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