今、マルペンサ・ミラノ空港の搭乗ゲートBのどこか。
現地時間で13時を回った。
日本は夜の8時だな。
目の前に両替所がある。
好きで座っているわけではない。
ここしか電源がないのだ。
というわけで、ノーパソとスマホを充電しながらブログアップ中。
他に電源はほぼゼロ。
あっても椅子がない。
なんてこった。
こんなに電源がない国際空港、初めてかもしれない。
リスボンは…覚えてないが、パリ、イスタンブール、ワルシャワ、サラエボ、どこも電源があった。
パリ(シャルル・ドゴール空港)は別格で、どこの椅子も大概ACコンセント完備で、電源パラダイス状態だったが。
あとはそれなりだったけど、電源を求めて彷徨うほどひどくはなかったな。
ゲートBに電源コンセント使える椅子が1つなんて…ひどいよね。
あと、トイレも少ない。
その一方で物売りのショップが多い。
国際空港って、だいたいそうなんだけど、さすがにミラノ。
グッチだのシャネルだの、他の空港より多いんじゃないだろうか。
ことさら匂いがきついような気がする。
あと、けっこう移動距離があるのに、動く歩道がごくわずか。
あっても一方通行、つまりゲートに行くベルトしかない。
搭乗ゲートを間違ったらしんどいなこりゃ。
搭乗ゲートが決まったようだ。
B58、ビンゴだ。
搭乗開始2時間前にようやく決まるとは、やっぱりイタリアンなのかな
イタリア最後の食事はパニーニとペリエ、しめて10ユーロ。
1300円!
もっとも、普通の店でも1000円くらいだろうから、イスタンブール空港ほどのぼったくり感はない。
ミラノ物価に慣れてしまったのかもしれないが。
ただ、このパニーニ、悔しいほど美味い。
クリームチーズとズッキーニのグリルと、ドライトマト、ただそれだけなんだが、なんでこんなに美味いのか。
特に、たっぷりのクリームチーズがドライトマトの甘みと香りが絡み合い、それを全粒粉のパンがどっしり受け止めている。
美味いなぁ、でも、店員は今回の旅行で一番無愛想かもしれないなぁ、もう慣れたけど。
イタリア人って、皆親切なわけじゃないんだよね。
というか、大都市の店員って、だいたい愛想のない人間が多いような気がする。
田舎は親切な人が多かったし。
それでも、パリのひどさに比べたら、何倍もマシだと思う。
イタリアもいろいろだな。
さて、そろそろ搭乗時間のようだ。
これから12時間ほどブロイラー状態なんだよな。
到着は明日の午前。
東京で1泊して、函館に戻るのは明後日の夜の予定だ。
ミラノよさようなら、また来ることは多分ないだろうが、それなりに楽しかった。
アリベデルチ、イタリア!
アリベデルチ、ミラノ!